床の寒さ対策【北海道発】 DIYで冷たい床を暖かくする方法も解説

厳しい北海道の冬になんの寒さ対策もしなければ、家の中の床も氷のように冷たくなってしまいます。

安らぎの場である家なのに、床が冷たいのは嫌ですよね。

「床の冷たさを何とかしたい」と思っているが、何をどうしたら良いか分からない人も多いはず。

ましてや、氷のように冷たい床の家に住んだことの無い人なら尚更です。

僕は今まで北海道で、多くの古い一戸建てやアパートに住み、寒さ対策をしてきました。

安心してください。はじめて床の寒さ対策をする人でも、簡単にできる方法はたくさんあるんです。

そこでこの記事では、僕が実際にやって効果を感じた床の寒さ対策を紹介していきます。

この記事で分かること
  • 床の寒さ対策の方法
  • 場所別おすすめマット

足が冷たくて困っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

北海道でも効果あり!床の寒さ対策4選

それでは床の寒さ対策の方法を4つ紹介していきます。

1.窓の寒さ対策をする

1つ目は、窓の寒さ対策をする方法です。

家が寒くなる原因の約50%が窓などの開口部と言われています。

暖かさが逃げていくと同時に、冷気が家に入り込んでくるのが窓なのです。

そして窓から入ってきた冷気は下に溜まる性質があるので、どんどん床を冷やしていきます。

なので、窓の寒さ対策をすることは床の寒さ対策をするのと同じなのですね。

窓の寒さ対策については、別記事で詳しく解説していますので参考にしてみてくださいね。

2.換気口から外気の侵入を防ぐ

2つ目は、換気口から外気の侵入を防ぐ方法です。

換気口は家の中でも外気が侵入してきやすい部分になります。

ここに寒さ対策をすることで、家に入ってくる冷気を減らし床の温度をキープしやすくなるのです。

具体的な方法としては2つあります。

  • 換気口の調節
  • 換気口カバーを使う

換気口の調節は、換気口のタイプによってやり方が違います。

見たら大体わかりますが、中には調節できない換気口もあります。

調節できない換気口は、テープなどで閉じるようにして調節すると良いです。

あくまでも一部は開けておくようにしましょう。すべて閉じると、結露やシックハウスの可能性が高くなります。

また、もう一つ換気口の寒さ対策に有効なやり方として、換気口カバーを使う方法があります。

だいぶ昔に僕も使った事がありますが、かなり換気口周りが暖かくなりました。

おすすめの換気口カバーは「ナスタ ポレット」という商品です。

断熱材が入っていて暖かくなるのはもちろん、外気の汚れをシャットアウトするフィルターも入っています。

3.スリッパを使う

3つ目は、スリッパを使う方法です。

スリッパを使うと氷のように冷たい床に直接触れなくても良いので、身体が冷えにくくなります。

お金もそこまで掛かりませんし、身体が暖まりやすくなるので暖房費も安くなりますね。

根本的な解決にはなりませんが、費用を掛かけずに北海道の冬を快適に過ごしたい人には向いている床の寒さ対策になります。

4.じゅうたん・マットを使う

4つ目は、じゅうたんやマットを使う方法です。

じゅうたん・マットを冷たい床の上に敷くことで、直接触れなくて良いだけでなく、室温が上がりやすくなります。

おそらく多くの人がやっている床の寒さ対策だと思います。

しかしじゅうたんやマットには様々な種類があり、使う場所によっては効果が薄くなったりメンテナンスが大変になったりします。

それぞれの場所に合ったじゅうたん・マットがあるので、場所別におすすめマットを紹介していきますね。

【場所別】おすすめマットを紹介

やみくもに「同じ床なんだから何を敷いても一緒でしょ」と、適当にじゅうたんやマットを選んではいけません。

その場所に合ったじゅうたん・マットを選ぶことで、快適な生活を送ることができます。

それでは、場所別のおすすめマットの紹介とその理由を詳しく解説していきますね。

リビングは毛が長めのラグマット

リビングに合っているマットは毛が長めのラグマットです。

リビングは一番人が集まる場所なので、暖かくてくつろげる空間にしたい人が多いのではないでしょうか。

また友人や来客があった時、リビングの見た目も気にしますよね。

なので、リビングに合ったマットの条件としては以下のようになります。

  • 暖かくて気持ちがいい
  • ふわふわして落ち着く
  • 見た目が良い

この条件をすべて満たすのが「毛が長めのラグマット」です。

自分の家のリビングに合うデザインのラグマットをチョイスしてくださいね。

寝室はウールのカーペット

寝室に合っているマットはウールカーペットです。

寝室は眠る場所なので、基本的に夜しか使わない人が多いのではないでしょうか。

また人には見られたくない場所で、寝る時以外は寝室を締め切っていることも多くなります。

なので、どうしても北海道の冬には寒くなりがちな部屋なんですよね。

そして朝起きて一番に触れるのが寝室の床です。

これらの特徴から、寝室に合ったマットの条件は以下のようになります。

  • 室温に床の冷たさの影響を与えにくくする
  • 冷たくなりにくいマット
  • 足触りが良いマット

これらを満たすマットは「断熱性があり、温度の影響を受けにくく、足触りが良いウール―ペット」が最適ですね。

ダイニングは防汚加工のタイルカーペット

ダイニングに合っているマットは防汚加工のタイルカーペットです。

ダイニングは飲食をする場所なので、食べ物や飲み物をこぼしたりすることが多いですよね。

特にお子さんが小さい家庭だと尚更です。

なので、ダイニングに合ったマットの条件としては以下のようになります。

  • 汚れた部分だけ取り外せて
  • 丸洗いできて
  • 汚れや水に強い

この条件に合ったおすすめマットは「防汚加工されたタイルカーペット」しかありませんね。

キッチンはホットキッチンマット

キッチンに合っているマットはホットキッチンマットです。

キッチンは水や油などが跳ねて、家の中で一番汚れる場所になります。

それに加えて、換気扇や勝手口などがあり床が冷えやすい場所でもあるんですよね。

そして主婦にとっては、家事などで多くの時間を過ごすキッチンなので、足が疲れにくい柔らかいマットがベストです。

そんなキッチンに合ったマットの条件は以下のようになります。

  • 水や油などの汚れに強い
  • 暖かいマット
  • クッション性のあるマット

このようなマットは、足元を温めてくれてクッション性のあるホットキッチンマットしかありません。

玄関には厚手の室内玄関マット

玄関の床に合っているマットは、厚手の室内玄関マットです。

玄関は人が出入りするので、外気が侵入しやすく家の中でも一番寒くなる場所になります。

床も当然冷たくなりやすいですよね。

そして玄関の床は、他の部屋の比べて床の範囲は狭く、普通のラグだとサイズが合いません。

そんな玄関の床に合ったマットの条件は以下のようになります。

  • 室温の影響を受けにくい
  • 床の冷たさを遮断する厚手の素材
  • 玄関にちょうど良い大きさ

厚手の室内玄関マットが、玄関の床に合っていると言えますね。

玄関の寒さ対策については、別記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

持ち家なら床リフォームも検討

もし持ち家の床の寒さ対策をするなら、断熱リフォームを検討するのも一つです。

しかし気になるのは、リフォームにかかる費用ですよね。

ですが今なら国の補助金もありますので、実際の見積もりよりも安くリフォームすることができます。

床の断熱リフォームしてしまえば、そもそも寒さ対策する必要もありませんし、長く住み続けるのであれば暖房費などが安くつく可能性があります。

僕は2022年に断熱にこだわった新築を建てましたが、北海道の厳しい冬でも床を冷たいと思ったことは一度もありません。

今現在、断熱リフォームをしたら同じくらい暖かい家になりますよ。

まとめ

実際に僕がやってきた床の寒さ対策について4つ解説してきました。

  • 窓の寒さ対策をする
  • 換気口の外気をシャットアウト
  • スリッパを履く
  • じゅうたんやマットを効果的に使う

この中でも多くの人が使っているであろう、じゅうたんやマットですがそれぞれの場所に合ったものを使いましょう。

様々な種類があるマットですが、使う場所を間違えると効果が薄かったりメンテナンスが大変になります。

このように誰もが簡単にできる床の寒さ対策もありますが、持ち家の人はリフォームを検討するのもアリですね。

国からの補助もありますので。

リフォームは応急処置的な寒さ対策よりも、根本から床の冷たさを解決することができるので、その家に長く住む予定で資金に余裕のある人は結果的に安上がりになるかもしれません。

今できる限りの寒さ対策をして、北海道の冬をあったかく過ごしてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次