冬の寝室が寒すぎる!【道民の対策法】赤ちゃんも快眠の暖かい寝室に

寝るときしか使わない冬の寝室はとても寒い場所になるので、何らかの寒さ対策が必要になります。

寝室が寒いと健康にも良くないし、なにより1日の最後にリラックスする寝室が寒いのは嫌ですよね。

  • 布団の隙間から冷気が入ってくる
  • 暖房をつけたまま寝るのは心配
  • 子供の手足が冷たくなる

このように、冬の寝室の寒さに頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。

心配いりません。ちょっとした対策で寝室は劇的に暖かくなります。

この記事では、北海道の冬を38回乗り越え「マイナス20℃を下回る街」で子育てをした僕が実践した、寝室の寒さ対策について紹介していきます。

この記事で分かること
  • 寝室が寒くなる原因
  • 寒い寝室の対策方法
  • 寝室の寒さ対策グッズ

寒い冬でも暖かく眠りにつきたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

冬の寝室が寒くなる原因

まず始めに、寝室が寒くなる原因について解説していきます。

原因を知ることで、より効果的に寒さ対策することができるので確認していきましょう。

窓や換気口から冷気が入る

1つ目の原因は、窓や換気口から冷気が入ってくることです。

実は寝室が寒い場合、一番に疑うべき部分が「窓と換気口」なんですよね。

窓は直接外気に触れてしまう部分なので、家の中で一番熱の出入りが大きくなります。

また経年劣化などによって家がゆがんでいる場合には、窓の隙間から家の中に冷気が入り込み室温を下げてしまいます。

換気口は、屋外と家の中を直接つないでいる部分になりますので、外の冷気が入りやすいですよね。

特に風が強い日だと、外の冷気が逆流してくることもあるんです。

床に冷気が溜まる

2つ目の原因は、床に冷気が溜まっていることです。

冷たい空気は下に溜まる性質があるので、窓や換気口などから家の中に入ってきた冷気は寝室の下に溜まっていきます。

ですので寝室を暖房で温めても、ベッドや床で寝ると冷気の中で寝ていることになるんですよね。

またフローリングの床材が合板の場合は断熱性が低いので、下に溜まった冷気と相まってより寒く感じるでしょう。

家の空気が循環してない

3つ目の原因は、家の中の空気が循環していないことです。

賃貸やマンションに多いのですが、暖房器具がリビングにしか付いていない事があります。

その場合、暖房を点けてリビングが温まっても他の部屋は暖まりませんよね。

特に普段閉め切っていること多い寝室には、暖かい空気が行き届きません。

そうなると、自然と寝室は「寒い部屋」になってしまうのです。

空気が乾燥している

4つ目の原因は、空気が乾燥していることが挙げられます。

空気が乾燥していると室温が同じでも体感温度が低くなるんですね。

特に北海道の冬は必ず暖房を使うので、家の中が乾燥しがちになります(暖房器具にもよりますが)。

 

ここまで、寝室が寒くなる原因について解説してきました。

次にその原因を知ってうえで、寝室の寒さ対策の方法を見ていきましょう。

北海道の寝室の寒さ対策7選

それでは寝室の寒さ対策について紹介していきます。

僕自身、寒い家でこの対策をして、かなり快適に眠れるようになりましたよ。

窓の寒さ対策をする

窓の断熱 イメージ

1つ目は、窓の寒さ対策をすることです。

これは寝室のみならず、家全体で一番効果のある寒さ対策ですね。

窓の寒さ対策は、色んなやり方があるので別記事にまとめています。

この窓の寒さ対策の中でも僕が一番オススメしているのは「プラダン二重窓」を作ることですね。

床の寒さ対策をする

2つ目は、床の寒さ対策をすることです。

冷たい空気は下に溜まる性質があるので、寒い寝室の床はとても冷たくなります。

北海道の冬でフローリング材が合板だった場合、床は氷のように冷たくなるでしょう。

そこで床の寒さ対策をすることで、床からの冷気をシャットアウトすることができます。

床の寒さ対策についても別記事で紹介しているので、参考にしてくださいね。

換気口からの冷気を防ぐ

3つ目は、換気口からの冷気防ぐということです。

換気口は屋外と直接つながっている部分なので、外の冷気が侵入しやすい部分なんですよ。

その換気口からの冷気の侵入を防ぐことで、寝室が寒くなるのを防ぐことができますよね。

方法としては「換気口の空気量の調節をすること」と「換気口カバーをすること」の2つがあります。

換気口の空気量の調節は、換気口の種類によってやり方が違いますが、難しくないので換気口を見たらわかります。

換気口の空気量を調節できない場合は、換気口カバーを使いましょう。

おすすめの換気口カバーは「ナスタ ポレット」という商品で、断熱材が入っているだけでなく外気の汚れを吸着するフィルターも入っています。

レイアウトを見直す

4つ目は、寝室のレイアウトを見直す方法です。

冷気が入りやすい窓際や換気口の下に、ベッドや布団を配置するとすごく寒くなります。

できるだけ、窓際や換気口の下から離れた場所にベッドや布団を配置するようにしましょう。

また床からの高さがあるベッドを使うのも効果的です。

布団の使い方を工夫する

5つ目は、布団の掛ける順番を工夫する方法です。

北海道の冬に毛布を使っている人は多いですが、その使い方を知っている人は意外と少ないです。

布団の掛ける順番で暖かさはかなり変わってきます。

綿の掛布団の場合は、「綿の掛布団→毛布→体」という順番が一番温かいです。

そして意外なのが羽毛布団です。

羽毛布団の場合は「羽毛布団→体→毛布」という順に使うと一番温かいのです。

そうなんです。毛布を敷布団として使うのが一番暖かいんですよ。

参照元URL【昭和西川】:https://www.showanishikawa.co.jp/nemurinoohanashi/2020/11/000186.html

もしそれでも寒い場合は毛布を2枚使って「毛布→羽毛布団→体→毛布」が最強の布団の使い方です。

暖房の使い方を工夫する

6つ目は、暖房の使い方を工夫することです。

暖房をつけっぱなしにして寝れば暖かいですが、乾燥による体調不良や暖房費が気になるところですよね。

ですが暖房を上手に使えば、暖房費も体調不良も気にしなくても大丈夫です。

暖房の上手な使い方はこうです。

暖房タイマーの上手な使い方
  • 日が暮れる夕方16時~21時まで点ける
  • 起きる1時間前から5時間点ける

※環境や生活サイクルによって変わります

ダブルタイマー付きの暖房であれば、一度設定したら自動でON/OFFしてくれるので便利です。

住んでいる家の断熱性によって変わりますが、この記事で紹介している「寝室の寒さ対策1・2・3番」をやれば充分暖かく過ごせますよ。

ちなみに暖房の設定温度は20~21℃にしましょうね。

湿度を上げる

7つ目は、湿度を上げることです。

湿度が低いと同じ室温でも寒く感じてしまいます。北海道の冬は必ず暖房を使うので、家の中はかなり乾燥してしまうんですよね。

寝室が乾燥している場合は、加湿器や室内干しで湿度を調節しましょう。

僕は寝る前の暖房と同時に加湿器を使っています。

ただし湿度の上げ過ぎは、結露やカビなどの原因になるので、40~50%くらいを目安に調節しましょうね。

空気を循環させる

8つ目は、家の空気を循環させることです。

寝室は普段締め切ることが多い部屋なので、冬になると寒くなりやすいですよね。さらにリビングにしか暖房がない家だと、どうしても寝室は寒くなってしまします。

そこで寝室の寒さ対策として、家の空気を循環させることを意識して生活しましょう。

ポイントは「家の中の温度ムラをなくすこと」です。

寝室の扉は普段から開けっ放しにして、サーキュレーターで家の空気を循環させましょう。

そうすることで、上に溜まった暖かい空気が循環し、寝室にも暖かい空気が行き届きます。

この時、サーキュレーターを天井に向けて使うと効果的です。

 

ここまで寝室の寒さ対策について紹介してきました。

次は、より暖かく寝るためのおすすめグッズを紹介しますね。

寝室の寒さ対策におすすめグッズ

それでは、寝室で暖かく寝るためのおすすめグッズを紹介していきますね。

寝室の寒さ対策をしたうえで、これらのグッズを使えば極寒の冬でも快適に眠れるでしょう。

電気毛布

1つ目は、電気毛布です。

電気毛布は電気の力で温まる毛布で、冷えた布団や身体を温めることができます。

寝る1時間くらい前に布団を温めるために使うのがおすすめですね。

もしそれでも寒い場合は、OFFタイマー機能を使って布団に入ってから30分後にオフになるようにしましょう。

この時、弱運転にすると良いですよ。

つけっぱなしは逆に眠れなくなることがあるのでやめておきましょうね。

夜用快眠ウォーマー

2つ目は、夜用快眠ウォーマーです。

これは寝るときに足が冷たくなる人におすすめです。

肌触りが柔らかくて気持ちが良いですし、足を優しく温めてくれます。

冷え性の女性にはぴったりの対策グッズですね。

ヒートテック商品

3つ目は、ヒートテックの商品です。

ヒートテックは身体から出てくる水蒸気を熱に変える商品なので、薄くても暖かくなるのが特徴です。

ヒートテック商品の種類
  • シャツ
  • レギンス
  • ソックス
  • 毛布
  • 敷きパッドなど

色んなヒートテック商品があるので、自分の悩みに合わせて使えるのがメリットですね。

ママウォーム

4つ目は、ママウォームという掛布団です。

ママウォームは羽毛布団の約2倍の保湿力がある素材でできていて、半分の量でも同じくらい暖かい掛布団です。

薄くて軽いので「重たい布団は苦手」という方にはぴったりの寝具ですね。

またフィット感が高いので、寝返りをしても布団に隙間が出来にくいのも特徴です。

 

ここまで僕がやったことのある、寝室の寒さ対策やおすすめグッズを紹介してきました。

ですが最低限、家族が快眠できるくらい寝室が暖かければ良いですよね?

そこで僕が今まで実践した寒さ対策の経験を活かし、最終的に行き着いた寒さ対策の組み合わせを紹介します。

【赤ちゃんも快眠】アク太式寝室の寒さ対策

それでは「アク太式寝室の寒さ対策」を紹介していきます。

マイナス20℃を下回る街で住むことになり、子供のために実践した寒さ対策の組み合わせです。

この対策のおかげで、子供が布団を蹴飛ばしても安心して眠れるようになったので参考にしてくださいね。

STEP1:窓と換気口の対策をする

まず窓と換気口の寒さ対策をしました。

今まで住んできた賃貸で必ず窓の寒さ対策はやっていましたね。

またその時住んでいた集合住宅の換気口は冷気がかなり漏れてきたので、換気口の寒さ対策として「換気口カバー」を付けました。

これだけでも結構暖かくなりましたね。

STEP2:寝室にウールカーペットを敷く

次に寝室にウールカーペットを敷きました。

これは寝室の床の寒さ対策として、一番効果のある方法です。

その時住んでいた集合住宅は寝室がフローリング+合板だったので、ウールカーペットを敷くことで寝室でおむつ替えをすることができました。

STEP3:ベッドを窓際・換気口の下から遠くする

次はベッドを窓際や換気口の下から一番遠いところに配置しました。

いくら窓や換気口の寒さ対策をしても少しは冷気が入ってくるので、寝室のレイアウトを見直すことで直接冷気に当たることを防ぐことができます。

これは窓や換気口の配置によっては、難しい家もあるかもしれませんね。

STEP4:暖房のタイマーを設定する

次に暖房のタイマーを16時~21時と5時~10時に点くようにします。

日中にどうしても寒いときはその都度つけていましたが、暖房費節約と空気の乾燥のことを考えて寝ている間はつけていませんでした。

空気の乾燥で子供が風邪を引いたりするのが嫌だったのでそうしていましたね。

STEP5:家の空気を循環させる

次は家の空気を循環させることを意識しました。

その時の家はリビングにしか暖房器具がなかったので、すべての部屋の扉を開けっ放しにしていましたね。

来客があった時に閉めれば、何の問題もありませんでしたよ。

また暖房を点けると同時に、扇風機を天井に向けて使いました。

そうすることで、上に溜まった暖かい空気が循環して、家の中の温度ムラが少なくなるんです。

STEP6:ママウォームを使う

最後は掛布団にママウォームを使っていました。

寝ている時は暖房を点けていなかったので、ママウォームを使うことで快適に寝ることができましたね。

また小さいお子さんがいる人は、夫婦の間に寝かせるとお子さんも暖かく寝ることができますよ。

マイナス20℃を下回っても寝室は暖かくなる

このような寝室の寒さ対策をして、僕は冬場にマイナス20度を下回る街で子育てをしていました。

周りと比べて暖房費も少なかったですし、子供も風邪を引くことも少なかったですね。

僕の家はこれで十分暖かくなりましたが、状況に応じてその他の寒さ対策をプラスしてみてください。

寒い部屋で寝るのは良いこと無し

まず始めに寝室が寒くなる原因について解説しました。

寝室が寒くなる原因
  • 窓や換気口から冷気が侵入する
  • 床に冷気が溜まる
  • 家の空気が循環していない
  • 湿度が低い

寝室が寒くなる原因を把握してから寒さ対策することで、効率的に寝室を暖かくすることができますよ。

次に僕が実際にやったことのある、寝室の寒さ対策を紹介しました。

寝室の寒さ対策
  • 窓の寒さ対策
  • 床の寒さ対策
  • 換気口の冷気を防止
  • 寝室のレイアウトの見直し
  • 布団の使い方を工夫
  • 暖房の使い方を工夫
  • 湿度を調節
  • 家の空気を循環

これを全部やれば、寝室の寒さに悩むことはまずあり得ないでしょう。

そしてこの寒さ対策にプラスして、おすすめグッズも紹介しました。

寝室のおすすめ寒さ対策グッズ
  • 電気毛布
  • 夜用快眠ウォーマー
  • ヒートテック商品
  • ママウォーム

ここまで寒さ対策すれば、もう完璧ですね。

 

最後に僕が最終的に行き着いた「アク太式寝室の寒さ対策」について紹介しました。

この寒さ対策でマイナス20℃を下回る街でも、子供も大人も快適に過ごせる寝室にすることができたんです。

  1. 窓と換気口の寒さ対策をする
  2. 寝室の床にウールカーペットを敷く
  3. 窓際や換気口の下からベッドを遠ざける
  4. 暖房のタイマーを設定する
  5. 家の空気を循環させる
  6. ママウォームを使う

紹介したすべての寒さ対策をやらなくても、この6つをやれば充分暖かくなるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

この記事を見たあなたが、冬の北海道を快適に過ごせることを願っています。

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