冬になると布団が冷えてしまうことが多くなりますが、冷たい布団に入りたくない人も多いと思います。
- 布団が冷たすぎてなかなか寝付けない
- 布団に入った瞬間、目が覚めてしまう
- ぽかぽかの布団に入って疲れを癒やしたい
わかります。
僕も北海道で16戸の家に住んできたので、そんな経験を何度もしてきました。
ですが氷のように布団が冷たくなってしまう冬でも、カンタンに布団をぽかぽかにする方法がいくつかあります。
この記事では北海道16戸の家に住んだ僕が効果を感じた、誰でも手軽にできる布団の冷たさ対策方法と布団を暖めるおすすめグッズを紹介しています。
「冷たい布団は苦手」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
▼一発解決できる暖かい掛け布団▼
▼家の寒さ対策まとめ▼
冬の布団が冷たくなる原因
まず始めに布団が冷たくなる原因について解説していきます。
原因を知って対策することで、より効果的に布団の冷たさ対策をすることができますよ。
- 布団のすき間から冷気が入る
- 床(フローリング)が冷えている
- 布団が寝汗などの湿気で冷えている
※これらの原因は、寝室が寒いことを前提としています。
1.布団のすき間から冷気が入る
1つ目の原因は、布団のすき間から冷気が入ってくることです。
朝起きた時に、寝床から出て布団をそのままにしておくと隙間が出来ますよね。
寝床から出るときに、しっかり布団を整えたとしても、厚い布団や羽毛布団だとちょっとした隙間は出来てしまうんです。
寝室が寒かった場合、その隙間から冷気が入り込んで布団を冷たくしてしまうんですよね。
2.床(フローリング)が冷えている
2つ目の原因は、床(フローリング)が冷えているということです。
床に布団を直敷きしている人は布団を冷たくする一番の原因かもしれません。
冷たい空気は下に溜まる性質があるので、冬になって室温が低いと床はかなり冷たくなります。
特にフローリングはとても冷えやすい素材なので、床に直敷きしていると敷き布団がとても冷たくなるはずですよ。
3.布団が寝汗などの湿気で冷えている
3つ目の原因は、寝汗などによって布団が湿気を多く含んでいるということです。
どんなに寒くても人が眠っている時はたくさん汗をかくので、敷き布団と掛け布団の間は湿気がすごいことになるんですよね。
質の良い布団であればその湿気を放出する機能があるのですが、放湿性の悪い布団だった場合は湿気を多く含んだままになってしまうんです。
そして湿気を多く含んだ布団はとても冷たくなりやすいんですよ。
下手すると、布団が濡れてしまうなんてこともありますからね。
ここまで冬に布団が冷たくなる原因について解説してきました。
これらの原因を踏まえて、布団が冷たくならない対策をやっていきましょう。
布団の冷たさ対策4選|ぽかぽかの布団で寝る準備
それでは布団の冷たさ対策方法を4つ紹介していきます。
この対策をすることで、布団が暖まりやすい状態を作ることができますよ。
- 寝室の寒さ対策をする
- 床の寒さ対策をする
- 布団の使い方を工夫する
- 質の良い布団に変える
これらの対策をしたうえで、暖房や布団を暖めるグッズを使いましょう。
1.寝室の寒さ対策をする
まず1つ目は、寝室の寒さ対策をすることです。
当たり前ですが、冬に布団が冷たくなるのは寝室が寒いからですよね。
寝室の寒さ対策は、
- 窓の寒さ対策をする
- 換気口の寒さ対策をする
- 湿度を上げる
- 家の空気を循環させる
など、色々あります。
詳しくは別の記事でまとめているので、チェックしてくださいね。
2.プラダンで床の寒さ対策をする
2つ目は、プラスチックダンボールで床の寒さ対策をするということです。
布団を床に直敷きしている人は、まずこの寒さ対策からやってください。
やり方はとってもカンタン。床と敷布団の間にプラダンを敷くだけです。
それだけで床からの冷気が布団に伝わりずらくなりますよ。
プラスチックダンボールは熱を通しにくい素材でできていて安く手に入るので、コストをかけずに効果的な布団の冷たさ対策をすることができるんですよね。
他にも床の寒さ対策方法はたくさんありますので、プラダン以外の床の寒さ対策については別記事にまとめて解説しています。
3.布団の使い方を工夫する
3つ目は、布団の使い方を工夫するということです。
布団には暖かくなる組み合わせがあって、かける順番が違うだけでも暖かさが段違いです。
暖かくなる組み合わせの布団を正しい順番でかけることによって、暖まりやすくなり長い時間ぽかぽかをキープできるようになりますよ。
「組み合わせや掛ける順番で変わるわけないじゃん」と思うかもしれませんが、暖かさがかなり変わってきます。
布団が暖かくなる組み合わせやかける順番は別の記事で詳しく解説していますので、参考にしてくださいね。
4.質の良い布団に変える
最後は、質の良い布団に変えるということです。
物によりますが、布団が冷たくなる原因の、
- 1.布団のすき間から冷気が入る
- 3.布団が寝汗などの湿気で冷えている
の2つを解決してくれる方法です。
僕が使っている「ママウォーム」という掛け布団を例に解説していきますね。
ママウォームは密着度が高く、隙間ができにくくなっています。
なので布団の中に冷気が入ってこなくなり、寝ているときや寝る前も布団の中が冷たくなりにくいんですよね。
またママウォームは吸湿性と放湿性が高い素材でできているので、ムレにくく布団に湿気が溜まらないようになっています。
ですので、布団が湿気で冷えることもありませんし、快適に眠ることができるんですよね。
実際にママウォームを使っていて、布団が冷たいと感じたことはないです。
ママウォームに興味がある人は、忖度なしの口コミを別記事でまとめているので参考にしてくださいね。
ここまで布団の冷たさ対策について解説してきました。
これらの対策をすることで、冬に布団が氷のように冷たくなることは無くなりますよ。
次はぽかぽかの布団で寝るために、布団を暖めるグッズを使っていきましょう。
布団を暖めるおすすめグッズ
それでは布団をぽかぽかにする、おすすめグッズを紹介していきます。
前の章で解説した布団の冷たさ対策をしても、
- まだ冷たくてぐっすり眠れない!
- もっとぽかぽかの布団で寝たい!
という人は、これから紹介するグッズを使ってみてくださいね。
- 湯たんぽ
- 電気毛布
- 布団乾燥機
1.湯たんぽ
湯たんぽは、古くから日本で愛用されている布団を暖めるグッズです。
湯たんぽを布団の中に入れておくことで、布団の中の空気が暖まり、ぽかぽかの状態で寝ることができるんですよね。
お湯を入れて温める以外にも、「充電式」や「電子レンジ」などで暖める湯たんぽもありますよ。
また湯たんぽは、
- 金属
- 陶器
- プラスチック
- シリコン
- ゴム
- ウェットスーツの素材
など、色んな素材の中から選ぶことができます。
自分に合った保温方法や素材を選びましょう。
2.電気毛布
電気毛布は、今の日本で最もポピュラーな布団を暖めるグッズです。
電気の力で毛布を暖めて、布団をぽかぽかにしてくれますよ。
電気毛布にはいろんなタイプがありますが、布団を暖めるのであれば「敷きタイプ」を選ぶと良いでしょう。
また素材も種類が豊富で、
- ポリエステル
- アクリル
- フランネル
- コットン
などがあります。
保湿性と低コストを求めるなら「ポリエステル」か「ポリエステルとアクリルが混ざったもの」を選ぶと良いですよ。
肌触りと保湿性を求めるなら「フランネル」か「コットン」を選びましょう。
3.布団乾燥機
布団乾燥機は布団の湿気を取り除くためのグッズですが、温風が出るので布団を暖めることもできるグッズです。
布団乾燥機にも種類があって、「マットタイプ」と「マットなしタイプ」があるんですよね。
マットタイプは、敷き布団と掛け布団の間にマットを入れて、そこに温風を送り込み布団を暖めます。
布団全体が暖かくなりますが、マットの設置や片付けに手間がかかるのが難点ですね。
一方マットなしタイプは、送風口を敷き布団と掛け布団の間に入れるだけなので、手間はかかりませんが暖まり具合にムラができてしまいます。
ですが布団の冷たさ対策をしているのであれば「マットなしタイプ」で充分ですよ。
また布団乾燥機を選ぶときは、自分の布団の素材に対応しているものかどうか確認してください。
布団を暖めるグッズまとめ
ここまで布団を暖めるグッズについて解説してきました。
「どのグッズを選べば良いのだろう?」と悩むかもしれませんが、布団の冷たさ対策をしていればどのグッズ選んでも布団はぽかぽかになりますよ。
強いて言うのであれば、
- 低コストで布団が暖められれば良い人は「湯たんぽ」か「電気毛布」
- 布団を暖めるだけでなく衣類などの乾燥にも使いたい人は「布団乾燥機」
を選ぶと良いですね。
暖かい布団で極寒の冬をあったかく暮らそう
この記事では、布団の冷たさ対策と布団を暖めるおすすめグッズを紹介してきました。
冬に布団が冷たくなってしまう原因は、
- 布団のすき間
- 床(フローリング)の冷たさ
- 布団の湿気
などが挙げられます。
それを対策する方法は主に4つあるとお伝えしました。
- 寝室自体を暖かくする
- 床と布団の間にプラダンを敷く
- 布団の使い方を工夫する
- 質の良い布団に変える
これらの対策をすることで、確実に布団は冷えにくくなりますよ。
またこの対策をしたうえで、布団を暖めるグッズを使えばぽかぽかの布団で気持ちよく寝ることができます。
- 湯たんぽ
- 電気毛布
- 布団乾燥機
布団の冷たさ対策をするだけでも充分気持ちよく眠れますが、ぽかぽかの布団で寝たいという人は、これらのグッズを使ってみてくださいね。
あったかい布団で日々の疲れを癒やして、厳しい冬を豊かに暮らしてくださいね。
家の寒さ対策の記事をまとめたページもありますので、北海道の暮らしにお役立てください。
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