「北海道の冬は窓からの冷気で家が寒くなる・・・。極寒でも効果がある寒さ対策はないのかな?」
そんな疑問に答えていきます。
この記事では北海道で効果を感じた窓の寒さ対策を厳選して紹介しています。
北海道で16戸の家で色んな寒さ対策を実践してきたアク太です。
北海道の冬でも効果のある窓の寒さ対策はないの?
ありますよ。僕が実践した中で特に効果を感じた5つの寒さ対策を紹介しますね。
寒さ対策の中で一番効果があるのが「窓」になります。
なぜなら暖かさの約50%が窓から外へ逃げていくからなんですね。
僕が紹介する窓の寒さ対策をやるだけでも、かなり暖かく過ごすことができるので試してみてくださいね。
▼家の寒さ対策まとめ▼
簡単にできる窓の寒さ対策5選
それでは僕が実践してきた窓の寒さ対策を5つ紹介していきます。
それぞれの寒さ対策に合った窓の形状・ガラスの種類があるので、あわせて解説していきますね。
1.窓の近くに暖房機を配置する
1つ目は、窓の近くに暖房機を配置することです。
窓の周辺は冷気が溜まりやすいので、室温が一番低くなってしまいます。
そこに暖房機を配置することで、冷気が暖められて室温が上がりやすくなるんですね。
効果としては「部屋が暖まりやすくなったかな?」くらいのレベルですが、暖房機を移動できるならやった方が良いです。
この寒さ対策は、腰高窓やひじ掛け窓に合っています(下記画像)。
2.断熱カーテンを使う
2つ目は、断熱カーテンを使う方法です。
断熱カーテンは寒さ対策としての効果は高いですが、その分コストも高くなります。
ですので、断熱カーテンを使い始めてすぐに引っ越ししてしまったりすると損してしまう可能性がありますね。
逆に長く住む予定だったり、持ち家だった場合には非常にオススメな寒さ対策になります。
断熱カーテンはどんな窓の形状でも使えるのもメリットです。
また似たような商品にビニールカーテンがあります。
これはコスト面でも安上がりですし、寒さ対策としても効果は高いです。
見た目はあまり良くないですが、長く住むか分からない家にはビニールカーテンを使うと良いでしょう。
ビニールカーテンは掃き出し窓(床から壁の高い位置まである窓)に合っています(下記画像)。
3.断熱シート(ぷちぷち)を使う
3つ目は、断熱シート(ぷちぷち)を使う方法です。
断熱シート(ぷちぷち)は室内と窓の間に空気層を作り、外気温の影響を少なくする効果が期待できます。
実際に僕が使った事があるのは「ガラス貼付けタイプ」と「マジックテープタイプ」です。
その2つの中で僕がおすすめしたいのは「マジックテープタイプ」の断熱シートですね。
「ガラス貼付けタイプ」は、長期間貼ったままにすると接着面が取りづらくなります。
剥がしやすいタイプも売っていますが、その分剥がれやすく何回も貼り直すことになるでしょう。
しかもガラス貼付けタイプは、網入りガラス(防火仕様)や断熱仕様のガラスに使うことができません。
そのうえ僕が実践した中では、一番効果を感じにくかった寒さ対策でした。
なので「ガラス貼付けタイプ」の断熱シートはおすすめしませんね。
マジックテープのタイプは直接窓ガラスに貼らなくても使えるので、いろんなタイプの窓に使うことができます。
しかも断熱シート自体に空気層があるうえに、窓とシートの間にもう一つ空気層が出来るので高い効果を感じることができました。
さらに接着面がマジックテープを貼る部分だけで済むので、長年使っていても剥がしやすく接着面も取りやすいです。
断熱シート(ぷちぷち)を選ぶときは、マジックテープタイプを選ぶのがおすすめですね。
プチプチを使った感想や効果的な使い方に関しては別記事で詳しく解説しています。
4.隙間テープを使う
4つ目は、隙間テープを使う方法です。
隙間テープは窓の隙間を防ぐことにより、外気(隙間風)が室内に侵入するのを防ぐ効果があります。
特に築年数が古くなり、建付けが悪くなってきた家の窓に使うと効果抜群です。
さらに他の寒さ対策と一緒に使うことができるので、とても使い勝手の良いグッズで重宝していました。
隙間テープはどんなタイプの窓にも使えます。
5.プラスチックダンボールを使う
5つ目は、プラスチックダンボールを使う方法です。
プラスチックダンボールは、空気層があり熱が伝わりにくい素材で出来ているので、寒さ対策に高い効果を発揮してくれます。
これは僕が実際に北海道の冬にやってみて、1番効果を感じることができた窓の寒さ対策でした。
プラスチックダンボールで窓の寒さ対策をする方法はいくつかあります。
- 窓ガラスに貼る
- 窓枠にマジックテープで固定する
- レールを使って二重窓を作る
このように色んな使い方が出来るので、どんなタイプの窓でもプラスチックダンボールで寒さ対策することができます。
そのうえ低コストで簡単に寒さ対策ができるので、まさに「最強の窓の寒さ対策」と言っても良いでしょう。
別の記事でプラダンで窓の寒さ対策をする方法と、プラダン二重窓の作り方を詳しく解説していますので参考にしてください。
持ち家なら断熱窓のリフォームも検討
もし住んでいるのが中古で買った家だった場合は、断熱窓リフォームを検討するのも一つです。
窓のリフォームは最高の寒さ対策になりますが、なんせコストが高くつくのがデメリットです。
しかし今なら窓の断熱リフォームに国からの補助金も出るようですね。
実際に僕は2022年に新築で家を建てて断熱窓(トリプルサッシ)を使っていますが、今まで住んだ家の中でも暖かさが段違いです。
狭いアパートでも暖房費が月に4万円を超える事がありましたが、広い一戸建てで3万円超える事がありません。
しかも結露も少ないので、カビや建物へのダメージが少なく済みます。
長くその家に住むのであれば、リフォームした方が安くつく可能性がありますので、検討するのも良いと思いますよ。
まとめ
実際に僕がやってきた窓の寒さ対策について5つ紹介してきました。
- 窓の近くに暖房機を配置する
- 断熱カーテンを使う
- 断熱シート(ぷちぷち)を使う
- すき間テープを使う
- プラスチックダンボールを使う
この中でも僕が一番オススメするのはプラスチックダンボールを使う寒さ対策です。
低コストで簡単に寒さ対策の効果を実感できるので、プラスチックダンボール二重窓DIYは最強の窓の寒さ対策と言っても過言ではないでしょう。
ですが中古住宅や古い家に住んでいる人は、断熱窓のリフォームも検討する価値があります。
なんだかんだDIYで寒さ対策するよりも、見た目は良いですし断熱効果も段違いです。
僕自身、断熱窓(トリプルサッシ)の家に住んでますが、今まで寒さ対策したどの賃貸よりも「暖かく、暖房費が安い」ですね。
ご自身の状況に応じて窓の寒さ対策をして、北海道の冬を快適に過ごしてくださいね。
家の寒さ対策の記事をまとめたページもありますので、北海道の暮らしにお役立てください。
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