【やめとけ】北海道で鉄筋コンクリートの賃貸に住むメリット・デメリット

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  • 鉄筋コンクリートは寒いからやめとけって言われたけど本当?
  • 北海道の寒さを考えると選ばない方が良いのかな
  • 実際に住んだ人の話が聞きたい!

北海道で賃貸を探すときに、木造か鉄筋コンクリートかで迷う人はとても多いです。

僕は北海道内で木造も鉄筋コンクリートも住みましたが、悪い点もあれば良かったと感じる事もありました。

アク太

賃貸選びで失敗してほしくない・・・

 

そこでこの記事では、これから北海道に住む人が賃貸選びで後悔しないように「鉄筋コンクリート造のメリット・デメリットと鉄筋コンクリートが合っている人」をお伝えしていきます。

この記事を読めば、自分に鉄筋コンクリートのアパートやマンションが合っているか分かります。

鉄筋コンクリート造のアパートやマンションは、家に居る時間が多い小さい子供が居る家庭に合っています。

 

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目次

【デメリット】「鉄筋コンクリートはやめとけ」と言われる理由

鉄筋コンクリートのデメリットはいくつかあります。

  • 床が硬い
  • カビが発生しやすい
  • 木造よりも家賃が高い
  • 外気温の影響を受けやすい

床が硬い

1つ目は床が硬いことがあることです。

鉄筋コンクリート造の建物の床はフロアタイルになっている事があり、木造の床よりも硬くなる傾向があります。

そのため鉄筋コンクリート造の建物は、

  • 歩くときに負荷が掛かる
  • 転んだ時に怪我をする
  • 物を落とした時に壊れやすい

などの可能性が高くなるんですよね。

なので鉄筋コンクリート造の建物は、カーペットや畳などを敷く必要が出てくるかもしれません。

カビが発生しやすい

2つ目はカビが発生しやすいということです。

鉄筋コンクリート造の建物は気密性が高く、湿気がこもりやすいためカビが発生しやすいんですよ。

気密性とは

家の中から空気や熱が家の外に漏れない性能のこと。
気密性が高いほど、隙間が少なく家の中の温度が維持されやすい環境と言える。

 

またカビの原因となる結露も起こりやすく、何らかの対策が必要になってきます。

家の中と外で温度差がある北海道だと、かなり結露ができやすくなりますね。

アク太

僕が住んだときもクローゼットがカビだらけになりました。

定期的に換気したり、除湿器を使ったりして家の中の湿度を低くしましょう。

木造よりも家賃が高い

3つ目は木造よりも家賃が高いということです。

鉄筋コンクリート造の建物は建てるのにかかるコストが高く、家賃が高く設定されていることが多いんですよ。

また鉄筋コンクリート造の賃貸はマンションが多く、

  • エレベーター
  • バルコニー
  • オートロック

などの設備が付いていることが多いので、どうしても家賃は高くなる傾向にあります。

アク太

僕が住んだ鉄筋コンクリート造の建物は、そのような設備がなかったので比較的安かったですね。

鉄筋コンクリート造の賃貸は家賃が高くなることを覚悟しましょう。

外気温の影響を受けやすい

4つ目は外気温の影響を受けやすいということです。

コンクリートは「熱が伝わりやすい」という性質を持っているので、鉄筋コンクリート造の建物は外気温の影響を受けやすくなるんですよ。

簡単にいうと「夏は暑く冬は寒くなりやすい」ということですね。

アク太

冬に外壁を触ったら手が引っ付くくらい冷たいし、夏は壁から熱気が放たれていますよ。

ですが最近の鉄筋コンクリート造の建物は、断熱性が高くなっているので外気温の影響を受けにくくなってきています。

北海道で古めの鉄筋コンクリート造の建物に住む場合は、冷暖房にコストが掛かることを覚悟しましょう。

 

ここまで鉄筋コンクリート造の建物のデメリットを紹介してきました。

しかし悪い事ばかりではありません。

次に鉄筋コンクリート造のメリットを解説していきますね。

【メリット】鉄筋コンクリート造が選ばれる理由

それでは鉄筋コンクリート造のメリットを紹介します。

  • 地震に強い
  • 火災に強い
  • 生活音が気にならない
  • 家の快適な温度が外に逃げない

地震に強い

1つ目は地震に強いということです。

鉄筋コンクリート造の建物は、木造と比べて強度が高いため、地震が起きても倒壊しにくいです。

地震が多い日本ではありがたいことですね。

アク太

北海道でも大きな地震が増えてきています。

鉄筋は「引っ張る力」に強く、コンクリートは「圧力」に強いので、地震が起きても建物へのダメージが抑えられるんですね。

実際に1995年に起きた「阪神・淡路大震災」では、

  • 木造・・・52.4%が全壊
  • 鉄骨造・・・24.5%が全壊
  • 鉄筋コンクリート造・・・9.3%が全壊

というデータが残っています。

引用元URL:【全国生コンクリート工業組合連合会

このように鉄筋コンクリート造の建物は、木造と比べて地震に強いというのがメリットになります。

火災に強い

2つ目は火災に強いということです。

鉄筋コンクリート造の建物は、1000℃の炎に何時間もさらされても耐えられて、強度が落ちないくらい火災に強いんですよ。

また主に鉄筋とコンクリートでできているので、木造と比べて火のまわりが遅くなるんです。

そのため、万が一同じ建物や隣の建物から火災が発生しても、逃げ遅れる可能性が低くなりますね。

このように鉄筋コンクリート造の建物は万が一の火災にも強いんです。

生活音が気にならない

3つ目は自分や他の住人の生活音が気にならないということです。

鉄筋コンクリート造の建物は防音性能がとても高いんですよ。

その音の通しにくさは、木造の約10倍もあるんですよね。

なぜかというと、木造や鉄骨造の建物と比べて壁に厚みがあるからです。

千円札の横の長さ(150mm)以上の壁の厚さがあれば生活音が響きにくいと言われていますが、ほとんどのコンクリート造の壁の厚みは150mm以上で建てられています。

また鉄筋コンクリート造は気密性も高く、建物に隙間がないため、より生活音が気にならなくなります。

アク太

確かに鉄筋コンクリート造に住んだときは、話し声や足音など全然気になりませんでした。
騒音問題も一度もなかったですね。

このように鉄筋コンクリート造の建物は、生活音が気にならないのも大きなメリットになるでしょう。

戸建て賃貸よりは気を使うかもしれませんが、集合住宅なら鉄筋コンクリート造が騒音トラブルは少ないですよ。

家の快適な温度が外に逃げない

4つ目は家の快適な温度が外に逃げないということです。

鉄筋コンクリート造の建物は気密性が高いので、家の中で快適な温度になった空気が外に逃げにくいんですよ。

気密性とは

家の中から空気や熱が家の外に漏れない性能のこと。
気密性が高いほど、隙間が少なく家の中の温度が維持されやすい環境と言える。

鉄筋コンクリート造の弱点は「外気温の影響を受けやすい」ことですが、一度快適な室温になってしまえば室温を長時間キープしてくれるんですよね。

アク太

確かに冷え切ったら暖まるまで時間が掛かりましたが、暖まってしまえば暖房を消しても快適でしたね。

このように鉄筋コンクリート造の建物は、高い保温能力が大きなメリットになりますね。

 

ここまで鉄筋コンクリート造のメリットを解説してきました。

では北海道で鉄筋コンクリート造の賃貸が合っているのはどんな人なのでしょうか?

鉄筋コンクリート造が合っている人

鉄筋コンクリート造の賃貸が合っている人は以下のとおりです。

  • 小さい子供が居る家庭
  • ペットを飼っている家庭
  • 家に人がいる時間が長い家庭

小さい子供がいる家庭

小さいお子さんがいる家庭には鉄筋コンクリート造の賃貸がおすすめです。

賃貸に入っていると「下の階や隣の家に迷惑にならないように」と気を使いますよね。

  • 夜泣き
  • 大きな声
  • 子供が走り回る音
アク太

楽しく遊んでいるところ「静かにしなさい」というのは心苦しいものですよね。

しかし鉄筋コンクリート造の賃貸であれば、木造の約10倍の防音性能があるので騒音トラブルが起きにくいです。

ですので、子供に我慢させずにノビノビと生活することができますよ。

親子で窮屈な想いをしなくても良いですね。

このように小さいお子さんがいる家庭には鉄筋コンクリート造の賃貸がおすすめです。

ペットを飼っている家庭

ペットを飼っている人にも鉄筋コンクリート造の賃貸がおすすめです。

やはりペットを飼っていると、

  • ペットの足音
  • しつけする時の声
  • インターフォンに反応して吠える

、などが周りの人に迷惑にならないか気になると思います。

しかし防音性能が高い鉄筋コンクリート造の賃貸なら、木造アパートやマンションほど気になりません。

全く聞こえないわけではないですが、賃貸なら鉄筋コンクリート造が一番響きづらいですよ。

このようにペットを飼う人には鉄筋コンクリート造の賃貸がおすすめでしょう。

家に人がいる時間が長い家庭

最後におすすめなのが、家に人がいる時間が長い家庭です。

家に人がいる時間が長い家庭が鉄筋コンクリート造の建物に住むと、効率よく快適な室温で過ごすことができますよ。

なぜかというと、鉄筋コンクリート造は「気密性」と「蓄熱性」が高いからです。

鉄筋コンクリート造の建物は外気温の影響を受けやすく、冬になって寒い環境に長時間さらされると建物は冷え切ってしまいます。

これは鉄筋コンクリートの蓄熱性の高さが影響しているんですよ。

しかし蓄熱性が高いということは、寒い冬でも暖房をつけて一度暖まってしまえば、その暖かさは長くキープされるということなんですよね。

さらに気密性の高い鉄筋コンクリート造は、外気の侵入や室内の暖かい空気の流出を防ぎます。

なので暖房を切ったり設定温度を低くしても、しばらくは暖かく過ごすことができるんですね。

このような特徴から鉄筋コンクリート造の建物は、暖房や冷房を長い時間つけていると快適に過ごせるんです。

暖房や冷房を長い時間つける家庭はどんな家庭でしょうか?

  • 専業主婦
  • 在宅ワーク
  • 小さい子供がいる

このように家に人がいる時間が長い家庭ですよね。

なので家に人がいる時間が長い家庭は、鉄筋コンクリート造の賃貸と相性バツグンなんですね。

ちなみに家を空ける時間が長い家庭には木造の賃貸が合っています。

自分や家族に合った賃貸を選んで豊かに暮らそう

鉄筋コンクリート造の賃貸が「やめとけ」と言われるのは、

  • 床が硬い
  • カビが発生しやすい
  • 木造よりも家賃が高い
  • 外気温の影響を受けやすい

などの理由があります。

これは鉄筋コンクリート造の建物のデメリットになりますが、悪い事ばかりではありません。

鉄筋コンクリート造の賃貸が選ばれる理由は、

  • 地震に強い
  • 火災に強い
  • 生活音が気にならない
  • 家の快適な温度が外に逃げない

などのメリットがあるからです。

とはいえ、すべての人に鉄筋コンクリート造の賃貸が合っているわけではありません。

鉄筋コンクリート造の賃貸と相性が良いのは「小さい子供やペットがいる家庭」と「家に人がいる時間が長い家庭」です。

特に北海道では冬の寒さが心配な人が多いと思います。

家に人がいる時間が長い家庭が鉄筋コンクリート造の賃貸に住めば、冬の北海道も暖かく過ごすことができるでしょう。

自分や家族に合った住まいを選んで、快適で豊かな生活を送ってくださいね。

 北海道での賃貸選びの疑問をまとめたページもありますので、物件選びにお役立てください。

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