【北海道の冬】賃貸の1階はどのくらい寒い？｜実際に住んだ道民の感想

「北海道の賃貸を探しているけど1階ってどのくらい寒いのかな？冬の暖房費も気になるし住んだことがある人の話を聞いてみたい！」

そんな声に応えていきたいと思います。

この記事では北海道で賃貸の1階に住んだ感想をお伝えしていきますね。

　

北海道で賃貸の1階に5度住んだことがあるアク太です。

暖房費や部屋の暖かさを考えると、北海道で賃貸の1階は選ばない方が良いですがメリットもあります。

この記事を北海道の賃貸選びに役立ててくださいね。

　

　

北海道で賃貸の1階が寒い理由

まず始めに賃貸の1階が寒くなる理由について解説しますね。

冷たい空気は下に溜まるから

賃貸の1階が寒い理由は、冷たい空気は下に溜まるからです。

空気は暖まると上に溜まり、冷えると下に溜まる性質を持っているんですよね。

暖房を点けると床と天井の室温差が20℃くらいになることもあるようですよ。

なので2階以上の部屋と比べた時に、どうしても1階の方が寒くなってしまうんですね。

この空気の性質が、賃貸の1階が寒くなる原因の1つになります。

日当たりが悪いから

日当たりが悪いのも、賃貸の1階が寒くなる原因の一つになります。

当たり前の話ですが2階以上の部屋と比べて賃貸の1階は低い位置にありますよね。

なので周りの建物の影響で太陽の光が遮られて、日当たりが悪くなりやすいんです。

結果として太陽の光による暖房効果を受けにくくなるので、賃貸の1階は寒い部屋になってしまうんですね。

下が地面だから

地面の冷たさが床に伝わってしまうのも、賃貸の1階が寒くなる原因ですね。

地下に部屋がない限り賃貸の1階のすぐ下は基礎（コンクリート）になっています。

賃貸（特にアパート）の基礎は断熱材が入っていないことが多く、地面の温度がそのまま基礎の温度に直結してしまうんですよ。

地面が冷たいと基礎が冷たくなり、床の温度も低くなってしまいますよね。

結果として床のすぐ下が地面である賃貸の1階は、どうしても寒くなりやすいんです。

北海道で賃貸の1階に住んだ感想

ここからは僕が北海道で賃貸の1階に住んだときの感想をお伝えしていきます。

僕が感じた賃貸の1階のメリット

まずは僕が感じた賃貸の1階のメリットを紹介します。

夏は涼しかった

賃貸の1階に住むと、夏は涼しく快適に生活できますよ。

なぜかというと、

というのが影響しているからですね。

なので真上に住む人が冷房を使ってくれると、自分の部屋も少しだけ涼しくなりますよ。

また部屋に日が入りにくいので、2階以上の部屋よりも涼しいんです。

実際に僕も賃貸の1階に住んでいたときは、涼しかったので冷房を使う機会は少なかったですよ。

　

出掛けるとき楽だった

賃貸の1階は出掛けるときにとても楽でしたね。

このようなときに賃貸の1階に住んでいると、階段を上り下りする必要もないし、時間が掛かるエレベーターを使う必要もないですからね。

2階以上の部屋でエレベーター付きならまだ良いですが、階段しかない賃貸物件だと結構大変です。

出掛けるときに「あっ！ケータイ忘れた！」ってなったら、取りに行くたびに階段往復ですから。

　

このように賃貸の1階は出掛けるときに楽なのがメリットになりそうですね。

　

下の階を気にしなくて良い

賃貸の1階は下に部屋がないので、自分や家族の足音や振動を気にする必要がありません。

賃貸物件の苦情で特に多いのが「騒音トラブル」ですよね。

賃貸の2階以上の部屋に住むと、騒音トラブルによる苦情が起こりやすくなってしまいます。

ですが賃貸の1階は、下に部屋がないのでそこまで気を使わなくても大丈夫ですよ。

僕が住んでいたときは、21時過ぎにダンス（ビリーズブートキャンプ）をしても苦情が来ませんでしたね。

　

このように下の部屋を気にしなくて良いのが、賃貸の1階に住む最大のメリットかもしれませんね。

僕が感じた賃貸の1階のデメリット

次に僕が感じた賃貸の1階のデメリットを紹介していきますね。

冬はとにかく寒い

やっぱり一番のデメリットは「冬は寒い」ということですね。

暖房を点けても部屋が暖まるまでに時間が掛かりますし、消すとすぐに寒くなっていましたね。

もちろんその物件の断熱性能や広さによって変わりますが、2階に住んだときよりも寒かった覚えがあります。

特に「1階の角部屋」に住んだときは毎月の暖房費に悩まされました。

　

このように賃貸の1階に住むと、寒さに悩まされるのは間違いないですね。

日中でも部屋が暗い

賃貸の1階は日当たりが悪いので、日中でも部屋が暗いことが多いです。

特に角部屋以外（中部屋）は天気が良い昼間でも、電気を付ける必要があるくらいでしたね。

なので余計に電気代は掛かりますし、暗くジメジメした部屋だったことを覚えています。

　

このように日当たりが悪く部屋が暗くなるのもデメリットになるでしょう。

2階の人の足音が気になる

賃貸の1階に住むと真上に住む人の足音が気になると思いますよ。

なので音に敏感な人は、結構キツイと思います。

僕が賃貸の1階に住んでいたときも、真上に住んでいる人が普通に歩くだけで足音が聞こえていましたね。

小さい子供がいる家庭が真上に住んでいると、リラックスできないかもしれません。

　

このように2階の人の足音が聞こえるのもデメリットになりますね。

賃貸の1階に住んだ感想｜まとめ

ここまで実際に賃貸の1階に住んだときの感想を紹介してきました。

「北海道で賃貸の1階は絶対にやめた方が良い」というわけではなく、メリットもたくさんあるんですよ。

寒さはデメリットの1つであり、賃貸を選ぶ優先事項によって賃貸の1階の方が豊かに暮らせることもあるんですね。

　

そこで僕が考える北海道でも賃貸の1階がおすすめな人を紹介していきます。

賃貸の1階に住んだ方が良い人

北海道でも賃貸の1階がおすすめな人は以下のとおりです。

立地が最優先の人

「職場や学校、病院などが近い方が良い」など、立地が最優先の人は賃貸の1階がおすすめですよ。

北海道では賃貸の1階は人気がなく、立地の良い物件でも空室のことが多いです。

なので便利が良くて住みやすい場所でも、結構かんたんに入居できたりしますよ。

　

このように1階を視野に入れれば競争率が下がるので、人気の地域に住みたい人にはおすすめですね。

なるべく家賃を安くしたい人

なるべく家賃を安くしたいという人にも賃貸の1階はおすすめです。

賃貸の1階は2階以上の部屋と比べて、家賃が安く設定されていることが多いんですよ。

建物や広さ、間取りも同じなのに何千円も安いケースも多いです。

毎月何千円も節約するのは大変ですし、年間にするとかなりの金額になりますよね。

暖房費は高くなるかもしれませんが家の寒さ対策を万全にしておけば、かなりの節約が見込めますよ。

　

このように家賃の節約をしたい人も賃貸の1階に住むのがおすすめですよ。

自分たち（家族）の騒音が気になる人

自分たちの騒音でご近所トラブルを避けたい人も賃貸の1階がおすすめです。

やはり自分たちの部屋の下に人が住んでいると、騒音による苦情のリスクはとても高くなりますよ。

特に小さいお子さんがいる家庭は2階以上の部屋に住むと、かなり気を使う部分だと思います。

という人は、賃貸の1階に住んだほうがリラックスして暮らせるでしょうね。

さらに賃貸の1階角部屋であれば、騒音トラブルの可能性はもっと低くなりますよ。

リンク

賃貸の1階以外を選んで北海道の冬を暖かく過ごそう

この記事では僕が北海道で賃貸の1階に住んだ感想を中心にお伝えしてきました。

「北海道の賃貸の1階は寒い！」というのは動かしようのない事実ですが、メリットもたくさんあります。

物件選びの優先事項が、

などであれば、賃貸の1階を選ぶのがおすすめですよ。

しかし「暖かい部屋に住みたい」ということであれば、賃貸の1階は避けた方が良いでしょうね。

2階以上の部屋と比べて、かなり寒くなってしまいますから。

　

「自分や家族にとってどんな家が一番良いか？」を考えて、北海道の冬を暖かく豊かに過ごしてくださいね。