「北海道の角部屋はやっぱり寒いのかな・・・?住んだことがある人の話を聞いてみたい!」
そんな声に応えていきたいと思います。
この記事では北海道の角部屋に住んだ感想やメリット・デメリットについてお伝えしていきますね。
北海道で7戸の角部屋に住んだことがあるアク太です。
角部屋に住みたいんだけど北海道だとやっぱり寒いの?
おっしゃる通りすごく寒いです。暖房費も高くなるので北海道では選ばない方がお得になりますよ。
- 角部屋が寒くなる理由
- 角部屋以外に入居するコツ
- アク太が感じた角部屋のメリット・デメリット
- 北海道でも角部屋を選んだ方が良い人
「角部屋は絶対ダメ」というわけではありません。
ですが冬の寒さや暖房費のことを考えるなら選ばない方が良いですよ。
この記事を北海道に引っ越すときに役立ててくださいね。
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角部屋が寒くなる理由
まず始めに角部屋が寒くなる理由について解説します。
- 窓が多い
- 外気に接する壁が多い
窓が多い
角部屋は窓が多くなるので外気の影響を受けやすく冬は寒くなります。
家の中が寒くなる一番の原因は、窓などの開口部から熱が出入りすることです。
家の暖かさの50%以上が窓から逃げていき、外の寒さが入ってくるんですよね。
角部屋はそれ以外の部屋と比べて窓が多くなる傾向にあるので、それだけ冬は寒くなりやすいんですよ。
外気に接する壁が多い
角部屋は外気に接する壁が他の部屋と比べて多くなるので、冬は寒くなりやすいです。
窓などの開口部の次に外気の影響を受けやすいのが壁になります。
家の暖かさの10%以上が壁から逃げていくと言われているんですよね。
なので外気に接する壁が多い角部屋は冬の時期がとても寒くなりやすいのです。
角部屋以外に入居する部屋探しのコツ3選
北海道ではあまり角部屋に人気がないので、空き部屋になっていることが多いです。
そのため「角部屋はイヤだったけど入居しちゃった」ということになりかねません。
そうならないための部屋探しのコツを3つ紹介していきますね。
- 検索サイトで角部屋以外の物件を探す
- 不動産屋さんの言いなりにならない
- 立地はある程度あきらめる
検索サイトで角部屋以外の物件を探す
まずは不動産検索サイトで角部屋以外を探しましょう。
不動産検索サイトのこだわり条件には「角部屋以外」「中部屋」などの選択肢がないので、
- 同じ階でも家賃が安い
- 同じ階・同じ家賃で部屋が少し狭い
- 同じ階・同じ広さで管理費が少し高い
- 物件の特徴(位置)欄に「角部屋」「角住戸」と入っていない
という部分を見れば角部屋以外の物件が見つかりやすいですよ。
これらの条件が当てはまっていて気に入った物件が見つかったら問合せしてみましょう。
角部屋以外を探すのは意外に難しいんですよね。
不動産屋さんの言いなりにならない
不動産屋さんの言うがままに物件を決めないようにしましょう。
北海道では角部屋が空いていることが多いので、不動産屋さんは「角部屋を埋めよう」という意識が働きます。
不動産屋さんのおすすめ通り話を進めると、結果的に角部屋に入居することになるかもしれません。
何がどうあれ北海道の冬の角部屋はメチャクチャ寒いです。
なので「中部屋が良いです!」という意思表示をしっかりしておきましょうね。
「何が最優先なのか」をしっかり考えておきましょう。
立地はある程度あきらめる
角部屋以外の部屋に入居するのであれば、立地の良さに関してはある程度のあきらめが必要です。
なぜかといいますと、
- 立地が良い物件は角部屋が多い
- 立地が良い物件の中部屋はすぐ埋まる
- 中部屋がある集合住宅は中心街から外れた場所に多い
などの理由があります。
なので立地を最優先にする人は角部屋以外の部屋を選ぶのは難しいんですよね。
「部屋の暖かさ」が最優先の人は立地に関してはある程度妥協しましょう。
とはいえ北海道で賃貸の立地が気になるのは札幌くらいなものですけどね。
僕が北海道の角部屋に住んだときの体験談
ここからは僕が北海道で7戸の角部屋に住んだとき感じた、角部屋のメリットとデメリットをお伝えしていきます。
北海道の角部屋は寒いですが、悪い所だけではありませんよ。
角部屋のメリット
まずは僕が感じた角部屋のメリットから紹介していきます。
- 日当たり・風通しが良い
- 騒音トラブルが少ない
日当たり・風通しが良い
角部屋に住むと日当たりがとても良く、風通しも良いので快適に生活できますね。
周りの建物の状況にもよりますが、角部屋は窓が多いので日当たりが良く、日中は部屋がかなり明るいですよ。
中部屋の1階だと日中でも電気を付けないと部屋が暗いことが多いですね。
部屋が明るいと気分も良いですよね。
また風通しが良いので、家の空気の入れ替えがしやすいですね。
窓の数が多いので、開けたらすぐに家の中の空気が入れ替わります。
夏の夜なんかはエアコンを使わなくても涼しく快適に眠れる日が多かったですよ。
換気しやすいのも角部屋の良いところですね。
このように明るく快適に生活できるのは角部屋のメリットになりそうです。
騒音トラブルが少ない
角部屋は隣接する部屋が1つ少ないので、騒音トラブルが少なかったと感じます。
もちろん周りに住んでいる人にもよりますが・・・。
お隣さんがいない場所が1つあるだけで、生活音や話し声などを気にせずにリラックスすることができましたね。
2階の中部屋に住んだこともありますが「足音がうるさい」「大きい声でしゃべるな」と苦情を言われた事もありますよ。
そうなると自分や家族の生活音も気になっちゃってリラックスできませんよね。
特に小さい子供が居る家庭は、家の中を走り回ったりキャッキャと騒ぐので気が気じゃありません。
角部屋は「お隣さんとの騒音トラブルが少ない」というのが一番のメリットかもしれませんね。
角部屋のデメリット
次は僕が感じた角部屋のデメリットについて紹介します。
- 冬はとにかく寒い
- 外の騒音が気になる
冬はとにかく寒い
何と言っても一番のデメリットは「寒い」ということですね。
中部屋に住んでいた時と角部屋に住んでいた時を比べると、冬に暖房費が月に5,000円ほど違っていました。
もちろんその物件の「築年数」「暖房器具」「広さ」などによって変わりますが、体感的にも角部屋は寒いと感じています。
中でも1階の角部屋は特別寒い部屋になることでしょう。
寒さに弱い人や暖房費が気になる人は1階・角部屋はやめた方が良いですよ。
やはり角部屋は窓が多いので暖房で家を暖めても、どんどん暖かい空気が逃げていくんですね。
断熱性能の高い新しい物件であれば角部屋でも我慢できそうですが、北海道で築年数の古い物件の角部屋に住む場合は家の寒さ対策が必須ですね。
外の騒音が気になる
角部屋は外の騒音が聞こえやすいです。
特に道路に面した角部屋はかなり外の音が気になると思いますよ。
これも窓が多いのが原因でしょうね。
- 車が通る音
- 通行人のしゃべり声
- 工事の騒音
僕が1階の角部屋に住んでいた時は、窓の外でずっと電話しているおばあちゃんがいましたよ。
窓を閉めていても会話の内容が分かるくらい、しゃべり声が聞こえていましたね。
僕はあまり気にならないので良かったですが。
北海道の角部屋に住んだ感想|まとめ
ここまで僕が北海道の角部屋に住んだ感想を紹介してきました。
角部屋のメリット
- 日当たり・風通しが良い
- 騒音トラブルが少ない
角部屋のデメリット
- 冬はとにかく寒い
- 外の騒音が気になる
実際に住んで思ったのは「良い面もあれば悪い面もある」ということです。
角部屋の寒さは悪い面の1つでしかないので「北海道では角部屋はやめた方が良い」とは一概に言えないのですね。
そこで北海道でも角部屋がおすすめな人を紹介していきます。
北海道でも角部屋に住んだ方が良い人
北海道でも角部屋がおすすめな人は以下のとおりです。
- 騒音トラブルが気になる人
- 日当たり良好な部屋に住みたい人
騒音トラブルが気になる人
お隣さん・自分や家族の生活音でトラブルになるのが嫌な人は角部屋がおすすめですよ。
「お隣さんの壁からの話し声・生活音が気になってリラックスできない」となるのであれば毎日ストレスが掛かってしまいます。
それなら暖房費は高くなるかもしれないけど、角部屋でリラックスできる場所があった方が良いと感じますよ。
また小さいお子さんがいる家庭も1階で角部屋の方が落ち着くのではないでしょうか。
「騒音トラブルになるくらいなら寒さを我慢した方がマシ」という人は角部屋を選びましょう。
日当たり良好な部屋に住みたい人
日当たりを重視する人も角部屋がおすすめですね。
中部屋は角部屋よりも窓の数が少なくなる傾向があるので、どうしても暗くなりがちです。
角部屋なら窓も多いですし日光が入ってくる確率も高いので、明るく過ごせることでしょう。
角部屋で直射日光が入ってくる物件なら、北海道の冬でもある程度は暖かく過ごせると思いますよ。
「寒くても明るい家で過ごしたい」という人は角部屋を選びましょう。
角部屋以外を選んで北海道の冬を暖かく過ごそう
この記事では僕が北海道の角部屋に住んで感じたメリット・デメリットを中心にお伝えしてきました。
「北海道の角部屋は寒い!」というのは紛れもない事実ですが、何事も良い面・悪い面はあります。
物件の最優先条件が、
- 立地
- 騒音トラブルの回避
- 日当たりの良さ
などであれば角部屋を選ぶのも一つです。
しかし「暖かい部屋」を最優先にするなら角部屋を選ぶと後悔することになるでしょう。
それくらい暖かさは変わってくるんですよね。
自分や家族が何を最優先にするか考えて、北海道の冬を暖かく過ごしてくださいね。
北海道での賃貸選びの疑問をまとめたページもありますので、物件選びにお役立てください。
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