ここ数年のあいだに物価高や猛暑の影響を受けて、北海道でも寒冷地エアコンの設置を考える人が増えています。
最近の北海道は「夏は猛暑、冬は極寒」ですからね。
ですが、いざエアコンを購入するときにどのエアコンを買えばいいか分からなくなる人が多いと思います。
- おすすめの寒冷地エアコンが知りたい
- 寒冷地エアコンはどう選べば良いの?
- そもそも寒冷地エアコンじゃないとだめなの?
特に普通のエアコンしか使ったことがない人は、頭を悩ませるのではないでしょうか。
そこでこの記事では北海道におすすめな寒冷地エアコンと選び方を解説していきます。
- 北海道におすすめな3つの寒冷地エアコン
- 寒冷地エアコンの特徴
- 寒冷地エアコンの選び方
この記事を見ることで、迷わず寒冷地エアコンを選ぶことができますよ。
ちなみに僕が一番おすすめしている寒冷地エアコンは「三菱電機 ズバ暖 霧ヶ峰」です。
「暖房パワー」「耐久性」「メンテナンスのしやすさ」「価格帯」のどれをとってもピカイチですね。
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北海道におすすめの寒冷地エアコン3選
それでは早速、北海道におすすめの寒冷地エアコンを3つ紹介していきます。
先に言っておきますと、このおすすめは完全に僕の個人的主観で選んでいます。
「エアコンをメイン暖房にするならこの中から選ぶだろうな~」という基準で選んでいるので、その辺はご了承くださいね。
【ダイキン】スゴ暖
まず1つ目のおすすめは「ダイキン スゴ暖」です。
このエアコンをオススメする理由は、
- 本体の安さ
- 暖房の立ち上がりの速さ
になります。
ダイキンのスゴ暖は他の寒冷地エアコンと比べて、本体価格が安く設定されているんですよね。
かと言って、他のエアコンと比べて性能が劣るわけではないですよ。
またこのエアコンは暖かい空気がすぐに出るのも特徴です。
極寒の冬にエアコン暖房を使うと、点け始めは冷たい空気が出ることが多いです。
しかしダイキンのスゴ暖は、すぐに暖かい空気を出してくれるんですよ。
それ以外の性能も他の寒冷地エアコンと比べて良いほうで、オールマイティーに活躍してくれます。
「なるべく安く性能の良い寒冷地エアコンが欲しい」という人におすすめなエアコンですね。
【パナソニック】フル暖 エオリア
2つ目のおすすめは「パナソニック フル暖 エオリア」です。
このエアコンをおすすめする理由は、
- ランニングコストの安さ
- 空気清浄機能の強さ
になりますね。
パナソニックのフル暖は霜取り運転に特徴があります。
基本的に寒冷地エアコンの霜取り運転は、電力(電気代)を使って動かしています。
しかしパナソニックのフル暖は、エアコン暖房をすると必ず出る熱を霜取り運転に利用するんですよね。
ですので少ない電気でも霜取り運転ができちゃうんですよ。
霜取り運転で電気使用量が多くなる北海道の冬には、とてもコスパが良い機能です。
さらに空気清浄機能もすごいんですよね。
ナノイーXでエアコン内部だけでなく部屋のカビ菌を分解してくれたり、換気機能が付いていたりするんです。
小さいお子さんがいる家庭には嬉しい機能ばかりですね。
「毎月の暖房費を抑えたい、赤ちゃんがいる家庭」にはピッタリのエアコンですよ。
【三菱電機】ズバ暖 霧ヶ峰
3つ目のおすすめは「三菱電機 ズバ暖 霧ヶ峰」です。
僕がおすすめする3つのエアコンの中でもイチオシの寒冷地エアコンですね。
- 本体価格
- 暖房能力
- 耐久性
など、僕が紹介している寒冷地エアコンの中でも最強だと思います。
メリットは多すぎるので表にまとめました。
ズバ暖のメリット | 説明 |
暖房のパワーが強い | ・外気温が-15℃でも60℃の温風を吹き出せる。 ・15分で室温5℃から20℃に暖めるパワー。 |
暖房が止まることがない | ・霜取り運転中も暖房が止まらない。 →室外機の熱交換器が上下2つに分かれていて、霜取りと暖房を交互に行なう。 |
搭載しているセンサーが多い | ・数多くのセンサーを搭載していて、冷えている部分はもちろんのこと「住宅性能・人の体温・脈拍・快適、不快感情」を読み取り自動で運転してくれる。 |
内部の清潔さを保つ工夫 | ・汚れをはじく特殊なコーティングや素材が使われていて、エアコン内部が清潔に保たれる。 |
メンテナンスしやすい | ・各パーツを自分で外せるのでエアコンの掃除が簡単にできる ・清掃業者を頼むことが減るのでランニングコストが安くなる |
このように三菱電機のズバ暖は、とてもハイスペックな寒冷地エアコンなんです。
「質の良い寒冷地エアコンが欲しい」という人は、ズバ暖一択ですね。
このように僕がおすすめする寒冷地エアコンを3つ紹介してきました。
ですが、そもそも寒冷地エアコンと普通のエアコンの違いって何なのでしょう?
その辺も少し解説していきますね。
寒冷地エアコンと普通のエアコンとの違い
それでは次に寒冷地エアコンと普通のエアコンの違いについて解説していきます。
結論から言いますと「室外機」に大きな違いがあるんです。
室外機の暖房能力が高い
普通のエアコンと比べて、寒冷地エアコンの室外機は暖房能力が圧倒的に高いです。
まず空気を暖めるためのエンジン(コンプレッサー)のパワーが強く、通常のエアコンの約1.5倍ほどの大きさになっています。
さらに熱交換器も大きくなっているので、より暖かい空気を多く作り出してくれるんですよね。
寒冷地エアコンと普通のエアコンの大きな違いは、この暖房能力の高さにあります。
室外機に雪・凍結対策機能が付いている
寒冷地エアコンの室外機には、多くの凍結対策機能が備わっているんです。
室外機の中にヒーターが付いているので、極寒の中でも室外機が凍ることがありません。
また吸気・排気口には雪除けのフードが付いて、寒冷地の雪への対策もされています。
さらにエアコンが稼働していないときも、室外機のファンが自動的に動いて雪が入り込むのを防ぐようになっているのも特徴ですね。
このように寒冷地エアコンには雪や凍結の対策がされているのです。
夏だけ使うなら普通のエアコンがおすすめ
余談ですが、エアコンの暖房は使わずに冷房しか使わないという人は寒冷地エアコンじゃなくても大丈夫ですよ。
なぜなら、極寒の中でエアコンを使わないからです。
「室外機は外に置いてあるけど大丈夫なの?」
そう思う人もいるかもしれませんが、極寒の中に室外機を置いておくだけなら普通のエアコンでも壊れません。
使ったら壊れるかもしれませんよ。
基本的に寒冷地エアコンは「室外機が凍結するような寒い冬でも壊れず暖房するため」に作られています。
逆をいうと極寒の中で使わないなら寒冷地エアコンにする意味がないんですね。
ですので、冷房しか使わないのであれば普通のエアコンを買いましょう。
ここまで寒冷地エアコンと普通のエアコンの違いについて解説してきました。
この違いを知っておけば、エアコン選びをするときに役立つことでしょう。
北海道でのエアコンの選び方|目的が大切
それでは次に、北海道でのエアコンの選び方について解説していきます。
エアコンを使う目的をはっきりさせる
まずはエアコンを購入する目的をはっきりさせましょう。
エアコンを選ぶうえで、ここがはっきりしていないと「暖房性能が低くて家が暖まらない」「高いお金を払ったけど使う頻度が少ない」なんてことになってしまいます。
エアコンを使う目的をはっきりさせることで、
- メイン暖房で使うから寒冷地エアコンの上位グレードにしよう
- 補助暖房として使うならミドルグレードでも良いかな
- 子供部屋に使うから下位グレードで充分いけるな
など、自分に合った寒冷地エアコンを見つけやすくなりますよ。
そのうえで、候補となる寒冷地エアコンをいくつかピックアップしましょう。
部屋の広さに合わせて選ぶ
次にエアコンを使う部屋の広さに合わせて選んでいきましょう。
このとき見るのは「畳数の目安」です。
各エアコンには、以下の表のように使用する畳数の目安が表記されています。
畳数の目安 | |
冷房 | 7~10畳(11~17㎡) |
暖房 | 7~9畳(12~15㎡) |
このように暖房の部分は「7~9畳」となっていますが、これを真に受けてエアコンを選ぶと失敗する可能性があります。
「7~9畳」という表記には、
- 前の数字(7畳)は木造で南向きの部屋
- 後ろの数字(9畳)は鉄筋で南向きの部屋
という意味があるんです。
それを念頭に置き、自分の家の種類と広さを考えてエアコンを選びましょう。
ランニングコストで選ぶ
次はランニングコストを見ていきましょう。
エアコンの省エネ性能を示す数値に「APF(通年エネルギー消費効率)」というものがあります。
この数値が高ければ高いほど、エアコンにかかる毎月の電気代が安くなるんですよね。
各エアコンの値札付近やメーカーサイトに表記されていますので、確認してみてください。
電気代も上がってきているので、なるべく省エネ性能が高いエアコンを選ぶようにしましょうね。
ちなみにランニングコストを安くするのに一番良い方法はエネチェンジで電力会社を変更することです。
暖房能力で選ぶ
最後は暖房能力を見ていきましょう。
北海道で寒冷地エアコンを選ぶうえで一番重要な部分ですが、「最大出力」と「低温時暖房能力」の2つだけ確認すればOKです。
まず「最大出力」ですが、各エアコンには以下の表のような表記がされています。
能力(kW) | |
冷房 | 2.5(0.8~3.5) |
暖房 | 3.2(0.8~7.6) |
このように暖房の部分は「3.2(0.8~7.6)」となっていますが、カッコ内の後ろの数字(7.6)が最大出力になります。
この数値が多ければ多いほど最大出力が高くなり、エアコンの暖房能力が高くなるんですね。
同じように「低温時暖房能力」も以下の表のように表記されています。
低温暖房能力 | 外気温2℃時 | 外気温-7℃時 | 外気温-15℃時 |
5.8kW | 4.7kW | 4.4kW |
この数値が高ければ高いほど、外気温が低くても高い暖房能力を発揮できるということになります。
外気温が-20℃を下回る北海道でエアコン選びをするうえで一番重要な数値ですね。
メイン暖房にするなら「外気温-15℃時=7.0kW以上」、補助暖房や各部屋の暖房に使うなら「外気温-15℃時=3.5kW以上」の寒冷地エアコンを選ぶと北海道の冬も暖かく過ごせますよ。
自分に合った最高の寒冷地エアコンを選ぼう
まず始めに北海道におすすめな寒冷地エアコンを3つ紹介しました。
- ダイキンのスゴ暖
- パナソニックのフル暖
- 三菱電機のズバ暖
中でも「三菱電機のズバ暖 霧ヶ峰」はハイスペックで弱点が少ないので、イチオシの寒冷地エアコンですよ。
次に寒冷地エアコンと普通のエアコンの違いについて解説しました。
大きな違いは室外機にあります。
- 強いエンジンや大きい熱交換器で暖房能力が段違い
- 極寒や吹雪でも壊れず動くように対策
普通のエアコンと比べると、寒冷地エアコンにはこのような特徴があるんですね。
最後に寒冷地エアコンの選び方について解説しました。
まず一番最初にエアコンを使う目的をはっきりさせます。
そのあと、部屋の広さやランニングコストを比較していきましょう。
そして最後に北海道のエアコン選びで一番大切な暖房能力を比べます。
エアコンを使う目的、部屋の広さや電気代を加味して、最後に「低温時暖房能力」を見比べて選べば失敗することはないはずですよ。
自分に合った満足できる寒冷地エアコンに出会って、北海道の冬をあったかく過ごしてくださいね。
北海道でエアコン暖房を使うときの疑問をまとめたページもありますので、暖かい暮らしにお役立てください。
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