- 北海道で寒冷地エアコンの暖房費はどれくらいかかるの?
- 電気代が高くなってきているからヤバイことになりそう
- できるだけエアコン暖房の電気代を安くしたい!
光熱費の高騰が続くなか、北海道では冬にかかる暖房費が大きな問題になっています。月の電気代が10万円を超える友人もいましたね。
僕は今まで北海道の4つの地域で生活してきましたが、暖房費が4万円を超えた事がありません。今では3万円以内で済んでいます。
しかし一人暮らしで初めて北海道の冬を迎えるときは、少ない給料からどれだけ暖房費が引かれるか不安でしたね。

北海道の暖房費の恐ろしさは身に染みていましたので・・・。
そこでこの記事では、初めて北海道に住む人が安心して冬を迎えられるよう「エアコン暖房にかかる電気代と節約方法」をまとめて解説していきますね。
この記事を読めば『寒冷地エアコンで北海道の冬を豊かに過ごす方法と電気代の目安』が分かります。
▼電力会社変更でカンタン節約▼


▼おすすめの寒冷地エアコンはコチラ▼


寒冷地エアコンの暖房にかかる電気代の計算方法


それでは寒冷地エアコンの電気代を計算してみましょう。
計算式に当てはめるだけで電気代をカンタンに計算することができますよ。
エアコン暖房にかかる電気代の計算式
寒冷地エアコンにかかる電気代の計算式は以下の通りになります。
消費電力×1kwhの単価×1日の稼働時間×1か月の使用日数
消費電力は「kwh」で計算します。
ほとんどの寒冷地エアコンは「W(ワット)」で消費電力が表示されているので「消費電力(W)÷ 1000」でkwhに直して計算式に当てはめましょう。
1kwhの単価は電力会社によって料金が違うので、自分が契約している電力会社の単価を調べてくださいね。
実際に寒冷地エアコンの電気代を計算してみよう
それでは、北海道で寒冷地エアコンの暖房を使ったときの1ヶ月の電気代を計算してみましょう。
使うエアコンは、三菱電機2023年型VXVシリーズの「ズバ暖霧ヶ峰」と仮定します。かなりスペックの高い寒冷地仕様のエアコンです。
このエアコンを使うことと、その他の条件を合わせると以下の図のようになりました。
1日の稼働時間 | 消費電力 | 1kwhの単価(北電) | 家の広さ |
10時間 | 2.48kw | 36円 | 21~26畳 |
これは、北海道の-15℃の冬を想定しています。この状況下であれば毎日エアコンを使うでしょう。
それでは計算してみましょう。
計算式は「消費電力×1kwhの単価×1日の稼働時間×1か月の使用日数」になります。
先ほど設定した条件を当てはめると「2.48kw×36円×10時間×30日」となりますね。
これを計算すると『26,784円』となります。
「ん?これは安いのか?」と思う人も多いでしょうが、安いです。
スペックの高い寒冷地仕様のエアコンなだけあって、かなり安いです。
この条件で他の暖房器具を使うと、おそらく3万円以上かかるでしょう。場合によっては5万円を超えることもあるかも・・・。
とはいえ、暖房費はできる限り抑えたいものですよね。
そこで、エアコン暖房にかかる電気代を抑える方法も紹介します。
寒冷地エアコンの暖房にかかる電気代の節約方法
それではエアコンの暖房にかかる電気代の節約方法について紹介していきますね。
1.電力会社を変える


1つ目は、電力会社を変えるということです。
電力会社を変えることで、同じ量の電力を使っても支払う電気代が安くなりますよ。
また家族の生活サイクルに合ったプランを選ぶことで、さらに冬の電気代(暖房)を節約することができるんです。
北海道では北電と契約している人が多いのですが、その他にもたくさんの電力会社が一般家庭に向けて電力の供給を行っています。
自分の家庭に合った電力会社・プランを選び、エアコンの暖房にかかる電気代を大幅に節約しましょう。
とはいえ、数多くの中から自分の家庭に合った電力会社を見つけるのは大変です。
そこで僕はエネチェンジという電力会社比較サイトを使いました。
エネチェンジは、現在契約している電力会社との契約内容や各月の電気代を入力することで、自分に一番合った電力会社とプランを教えてくれます。
そして他の電力会社比較サイトと違って、WEBだけで電気代のシュミレーションが完結するので、手軽に電力会社を比較することができるんですよね。
他の比較サイトは「あとから担当者が電話します」となっていて面倒でした。
エネチェンジについても詳しく解説した記事があるので参考にしてくださいね


2.家の寒さ対策をする


2つ目は、家の寒さ対策をするということです。
家の寒さ対策をすることで家の断熱性能が良くなりエアコンの電気代の節約をすることができます。
どんなに性能の良い寒冷地エアコンを使っていても、家の断熱性能が悪かったり隙間風びゅーびゅーの家に住んでいたら暖まりません。
エアコンで暖めても、どんどん外に暖かい空気が逃げていきますからね。
寒さ対策で家の中から暖かい空気を逃がさないようにすることで、暖房で使うエネルギー(電気)が少なくなり電気代が安くなりますよ。
家の寒さ対策については別記事で解説していますので、ぜひ実践してみてくださいね。


3.風量は「自動」にする


3つ目は、風量を「自動」に設定するということです。
風量の自動設定はかなり効率的に運転してくれるようになっていて、必ずやっておいて欲しい設定の1つですね。
エアコンつけ始めの寒いときは強風で早く暖めてくれて、室温が設定した温度に近づいてきたら勝手に弱い風に切り替えてくれるんです。
風量が必要な時に強く、必要ないときには弱くしてくれるので無駄なエネルギーを使わずに済みますね。
よく「風量は弱が節約になる」という話を聞きますが、これは逆効果です。
北海道の冬の寒さでは、風量を弱にして運転し続けると家がいつまで経っても暖まらないので、エアコンが動きっぱなしになります。
電気代を節約したい人は、風量を「自動」に設定してくださいね。
4.風は「下向き」にする


4つ目は、風を「下向き」にして運転するということです。
暖かい空気は上に溜まる性質があるので、風の向きを「上向き」や「まっすぐ」にしてしまうと、家の下の方に暖かい空気が行き届きません。
「エアコンで暖房をつけているけど全然暖まっている気がしない」といったことになってしまうんです。
そうなると身体が暖まらないので設定温度を上げてしまい、余計な電気を使うことになります。
風の向きを下向きにすることで、暖かい空気が足元から上に向かっていくので部屋全体が暖まりやすくなりますよ。
その結果、余計な電気を使うことがなくなり節約につながります。
風の向きは床に当たるくらい下向きにしてエアコン暖房を使いましょう。
5.設定温度を見直す


5つ目は、設定温度を見直す方法です。
エアコンの暖房の設定温度は、1℃下げると10%も節電できます。
ですのでエアコンの設定温度を低くすることで、電気代を節約することができるんですよ。
とはいえ、節約のために温度を低くして寒さに耐えるような生活はしたくないですよね。
そこで自分や家族が快適に過ごせる程度の設定温度を探しましょう。
環境省では暖房の設定温度を20℃にすることを推奨していますが、ぶっちゃけ20℃だと寒いので、僕は設定温度を「22℃」していますね。
これが僕と家族が快適に過ごせる程度の設定温度です。
20℃よりも電気代はかかってしまいますが、リラックスするための家が寒いというのは肉体的にも精神的にもツライものです。
家族が快適に過ごせる程度の設定温度が、その家庭でできる一番の節約になりますよ。
6.室外機が雪に埋まらないようにする


6つ目は、室外機が雪に埋まらないようにすることです。
アパートの1階や戸建住宅では特に気を付けて欲しいポイントですね。
室外機の周りが雪で埋まったり物で囲まれていると、空気の流れが悪くなり無駄に電気を使ってしまいます。
また雪で室外機が故障してしまうことも考えられるでしょう。
特に北海道の冬はどの地域も雪が降りますので、室外機の雪対策は万全にしておきたいところですね。
室外機周りのこまめな除雪や、高置台・防雪屋根などで雪に埋まらないように気を付けましょう。
7.フィルターを掃除する


7つ目は、フィルターの掃除をするということです。
実はフィルターを掃除するかしないかでは、約20%も電気代に影響することもあるそうですよ。
僕はあまりフィルター掃除とかはしない方でしたが、これを知ってすぐに掃除するようになりました。
業者さんを呼ばなくても、自分で簡単にフィルターを掃除できるエアコンが増えているので、電気代節約のためにやってみましょう。
8.サーキュレーターで空気を循環させる


8つ目は、サーキュレーターで部屋の空気を循環させるということです。
実はエアコンで暖めた空気は、ほとんど上の方に溜まっています。
この上の方に溜まった暖かい空気をサーキュレーターを使って循環させることで、部屋の上と下の温度ムラをなくすことができるんですね。
温度ムラがなくなれば寒くないので、設定温度を低めにしても暖かく過ごすことができるんです。
そしたら結構節約できそうですよね。
サーキュレーターは天井に向けて回すのが一番効率よく部屋の空気を循環させます。
電気代も1時間に1円もかからないくらいなので、ぜひ試してみてくださいね。


9.湿度を上げる


9つ目は、湿度を上げるということです。
実は人の身体は湿度が高ければ高いほど、体感温度が高くなります。逆に空気が乾燥すればするほど、体感温度も寒く感じるのですね。
空気が乾燥していると人の皮膚の水分や汗が奪われ、その気化熱によって寒さを感じます。
エアコンの暖房を使うと部屋はとても乾燥しますよね。
体感温度を高くするために、洗濯物の部屋干しや加湿器を使って部屋の湿度をなるべく高くするようにしましょう。
そうすることで気化熱による寒さを感じなくなり、無駄にエアコン暖房を使わずに済みますよ。
湿度は50%くらいを目安にすると良いですね。
ここまでエアコン暖房の電気代の節約方法を紹介してきました。
ですがこの他にも「エアコン暖房はつけっぱなしの方が安い」なんて情報を見つけたんですよね。
ちょっと気になったので調べてみました。
エアコン暖房「つけっぱなし」の電気代と注意点
それでは、エアコン暖房はつけっぱなしは節約になるのか調べたので解説していきます。
また北海道の冬はエアコン暖房をつけっぱなしにしないと家が暖まらない日もあるので、注意点も一緒に解説していきますね。
エアコン暖房つけっぱなしは節約にならない


結論から言うと、エアコンの暖房をつけっぱなしにしても節約にはなりません。
ダイキンさんの実験データを参考に解説していきますね。
まずつけっぱなしの場合の消費電力と電気代の推移を見ていきましょう。
つけっぱなしの場合 | ||
時間 | 消費電力 | 電気代 |
23:00~6:00(就寝時) | 3.5 | 95円 |
6:00~18:00 | 5.7 | 154円 |
18:00~23:00 | 3.4 | 92円 |
1日の合計 | 12.6 | 341円 |
このようにつけっぱなしの場合、電気代が1日341円かかっていますね。
次は生活サイクルに合わせて「ON・OFF」した場合の消費電力と電気代の推移を見ていきましょう。
生活サイクルに合わせて「ON・OFF」した場合 | ||
時間 | 消費電力 | 電気代 |
23:00~6:00(就寝時) | 0.3 | 8円 |
6:00~18:00 | 8.9 | 240円 |
18:00~23:00 | 2.4 | 65円 |
1日の合計 | 11.6 | 313円 |
このように生活サイクルに合わせて「ON・OFF」した場合は、電気代が1日313円かかっていますね。
この結果を見ると「大した差はないけど、つけっぱなしが節約になるとは言えない」ということが分かりますね。
しかし本当に大した差はないので、生活サイクルによってはつけっぱなしの方が安くなることもありそうです。
そしてこのデータをみて分かったことは、寝ている時や長い時間外出する時はOFFにした方が節約になるということですね。
エアコンつけっぱなしの注意点


では次にエアコン暖房をつけっぱなしにするときの注意点について解説します。
- クリーニング機能が働かない
- エアコン本体の劣化が早い
- 換気しなければいけない
まずエアコンをつけっぱなしにしているとクリーニング機能が働きません。
そうなるとエアコン内のカビなどの心配が出てきますよね。外出時などは、なるべく電源をOFFにしましょう。
またエアコンを使い続けていると、本体の劣化が早くなります。
本体の劣化が早まると、暖房効率の低下や本体の交換時期が早くなったりしますよね。
そしてエアコンも換気しなければいけないということも注意しましょう。
エアコンは部屋の空気を暖めて部屋に排出するので、換気の必要があるんですよね。
24時間換気が付いている家は大丈夫ですが、ついていない家は1日に2~3回程度換気するようにしましょう。
寒冷地エアコンの電気代を節約しながら快適な冬を過ごそう


まず始めに寒冷地エアコンの暖房にかかる電気代の節約術について紹介しました。
- 電力会社を変える
- 家の寒さ対策をする
- 風量は「自動」にする
- 風は「下向き」にする
- 設定温度を見直す
- 室外機が雪に埋まらないようにする
- フィルターを掃除する
- サーキュレーターで空気を循環させる
- 湿度を上げる
一番おすすめしたいのは電力会社を変えることですね。
電力会社を変えて自分の家庭に合ったプランにすることで、エアコン暖房以外の電気代も節約になります。
また家自体の性能が低く寒い場合は、家の寒さ対策をしましょう。
家の中から暖かさが逃げにくくなり、エアコン暖房にかかる電力が減るので大幅な電気代節約につながります。
その他にも、エアコン設定の工夫やエアコン機器のメンテナンス、空調機器の併用などをすることでエアコン暖房の電気代を節約することができますよ。
次にエアコン暖房をつけっぱなしにすると節約になるのかを調べて解説しました。
結果として、一概にエアコン暖房をつけっぱなしにしたら節約になるとは言えません。
しかし生活サイクルによっては、つけっぱなしの方が安くなる場合があります。
長い時間人が家に居ない場合など、エアコンを付けなくても良いときはOFFにした方が節約になりますね。
自分の家庭に合った節約方法で、北海道の冬をあったかく豊かに過ごしてくださいね。
北海道でエアコン暖房を使うときの疑問をまとめたページもありますので、暖かい暮らしにお役立てください。


コメント