「ドアポストから冷気が入ってきて寒い・・・。何か良い寒さ対策はないのかな?」
暖かい時期は気にならないのに、冬になるとドアポストから入ってくる冷気が気になってきますよね。
ですが少しの手間でドアポストから入ってくる冷気を格段に減らすことができますよ。
この記事を読めば、ドアポストの寒さ対策の方法が分かります。
北海道で-20℃を下回る地域に住むアク太です。
北海道内で16戸の家に住み、様々な寒さ対策をしてきました。
完全に塞いで郵便物を受け取れないのはイヤなんだけど・・。
ドアポストを塞がなくてもできる寒さ対策もありますよ。
- ドアポストの寒さ対策方法
- おすすめグッズ
- ドアポストの寒さ対策の注意点
冬の玄関の寒さのほとんどがドアポストからの冷気と言っても過言ではありません。
寒さ対策をして玄関を暖かくしましょう。
玄関の寒さ対策をまとめた記事もありますので参考にしてくださいね。
ドアポストの寒さ対策5選&おすすめグッズ
それではドアポストの寒さ対策を5つ紹介していきます。
簡単にできる順番になっていますので、やりやすいものから始めてみてくださいね。
1.郵便屋さんへのメッセージを貼る
1つ目は、郵便屋さんへのメッセージを目立つところに貼る方法です。
配達する人にもよりますが、郵便物をポストの中に落とさず挟めた状態で配達する人もいますよね。
ただでさえ冷気が入りやすいドアポストですが、郵便物が挟まっている状態だとかなりの冷気が入ってきます。
玄関ドアの目に入りやすい所に「郵便物を中に落としてください」的なマグネットやシールを貼ることで、郵便物をしっかり中に落としてくれますよ。
実際に郵便配達をしている友人に聞いたのですが、このようなメッセージが貼ってある家は郵便物を中に落とすようにすると言っていました。
理由は「クレームになりやすいから・・・」との事でしたよ。
「郵便物は奥まで入れてください ステッカー」で検索すれば色々出てきますので、自分好みのものを選んでみてくださいね。
郵便物が挟まっていないだけで、かなり玄関は暖かくなりますよ。
2.マグネットシートで塞ぐ
2つ目は、ドアポストをマグネットシートで塞ぐ方法です。
この方法は塞ぎ方によっては、ドアポストから郵便物を受け取ることができますよ。
まずは内側から塞ぐやり方は、
- 縦30cm以上のマグネットシートを使う
- マグネットシートの下の15cmくらいの部分でドアポストを塞ぐ
という簡単な方法です。
こうすることで郵便物も入れられますし、郵便物を中に落としてもマグネットがまたドアポストを塞いでくれます。
マグネットシートは、縦が30cm以上、横がドアポストより10cmくらい長いもので大丈夫です。
外側から塞ぐやり方は、
- 薄めのマグネットシートを用意する(磁力強め)
- ドアポストの枠に合わせてマグネットシートをカットする
- ドアポストのフタにマグネットシートが5mmほど被るようにカットする
という流れでドアポストの隙間を塞ぎます。
このようにマグネットシートをカットすることで、郵便物も入れられるしドアポストの隙間がなくなるんですね。
ちょっとしたことですが、入ってくる冷気が少なくなるのが分かりますよ。
3.すき間テープを使う
3つ目は、隙間テープを使う方法です。
すき間テープは本来、窓や玄関ドアに使うことが多いですが、ドアポストに使うことでかなり冷気の侵入をおさえてくれますよ。
やり方は「ドアポスト枠の内側のサイドと下部に隙間テープを貼る」だけです。
隙間テープが少し外れやすいのが難点ですが、枠からはみ出た部分をカットすると外れにくくなりますよ。
このドアポストの隙間を塞ぐ方法は「ニトムズのクッションソフトテープ D型」を使うのがおすすめです。
厚さが6mmなので、ドアポストの小さい隙間にはピッタリの隙間テープですよ。
4.受け箱に断熱シートを貼る
4つ目は、受け箱に断熱シートを貼る方法です。
受け箱の中に断熱シートを貼ることによって、受け箱の中でドアポストからの冷気を遮断してくれますよ。
やり方は簡単です。
- 受け箱の内側の外辺にマスキングテープを貼る
- マスキングテープの上から両面テープを貼る
- 受け箱の内側の外辺に合わせて断熱シートをカットする
- カットした断熱シートを貼る
先にマスキングテープを貼ることで、剥がすときに跡が残らないので部屋を退去する時に楽になるります。
断熱シートは「プチプチ」を使うと良いでしょう。
100均やホームセンターでも売っています。
マスキングテープと両面テープはどんなものでも良いですよ。
5.完全に塞いで外にポストを置く
5つ目は、ドアポストを完全に塞いで別にポストを用意する方法です。
まずドアポストの内側と外側から、テープを使って完全に塞いでしまいましょう。
おすすめのテープは「寺岡製作所のPーカットテープ 養生用」ですね。
なるべくインテリアの邪魔にならないように透明なものが良いですね。
剥がすときに跡が残りにくいので賃貸にもピッタリですよ。
そして外に置く用のポストを用意しましょう。
賃貸だと穴をあけてポストを固定させるのは良くないので、置き型のポストを用意すると良いでしょう。
ちょっと高いですけどね。
自分の家に合ったものを選んでください。
ここまでドアポストの寒さ対策方法を紹介してきました。
ですがドアポストの寒さ対策をするうえで、いくつか注意点があります。
ドアポストの寒さ対策の注意点
次にドアポストの寒さ対策の注意点を解説していきますね。
これらのことに注意してドアポストの寒さ対策をしていきましょう。
1.郵便物が入るかチェックする
1つ目は郵便物がちゃんと入るかチェックしましょう。
先ほど紹介した、
- 2.マグネットシートで塞ぐ
- 3.すき間テープを使う
- 4.受け箱に断熱シートを貼る
の対策をした場合はうまく郵便物がドアポストに入るかチェックが必要です。
これらの寒さ対策は上手にやるとポストとしての役割も果たしながら寒さ対策をすることができます。
しっかり郵便物が入らないようであれば、微調整をしてみてください。
2.賃貸では汚れや破損に気を付ける
2つ目は、賃貸では汚れや破損に気を付けて寒さ対策しましょう。
賃貸では退去時に原状回復義務を負うことになっています。
簡単にいうと「部屋を元の状態にして返してね」ということですね。
参照元URL【法務省】:https://www.moj.go.jp/content/001289628.pdf
ですので、ドアポストの寒さ対策をするときには汚れや破損が残らないように気を付けて行いましょう。
3.逆に隙間が広がってないかチェックする
3つ目は、寒さ対策することで逆に隙間が広がってないかチェックしましょう。
先ほど紹介した寒さ対策の「3.すき間テープを使う」を行なった場合は特に注意が必要ですね。
- 目で見て隙間が無いかチェックする
- 内側からドアポストに手を当てて冷気をチェックする
- ティッシュを使って隙間風が入ってこないかチェックする
万が一、隙間風や冷気の量が多くなった場合は微調整して隙間がなくなるようにしましょう。
「寒さ対策したのに逆に寒くなった!」なんてことになったら元も子もないですからね。
4.置き型ポストは転倒・盗難に注意する
4つ目は、置き型ポストの転倒や盗難に注意しましょう。
主に先ほど紹介した「5.完全に塞いで外にポストを置く」を行なった場合ですね。
外に置き型のポストを置いた場合は、ポストが雨風にさらされるので転倒する恐れがあります。
また置き型ポストが盗まれる心配もありますよね。
ですので、何か対策をすることをおすすめします。
例えば「紐とコンクリートブロックを使って置き型ポストを固定する」などは手軽にできて効果もありますよ。
ドアポストの寒さ対策をして暖かく過ごそう
この記事ではドアポストの寒さ対策と注意点について解説してきました。
ドアポストの簡単な寒さ対策として、
- 郵便屋さんにメッセージ
- マグネットシート
- すき間テープ
- 受け箱に断熱シート
- テープで塞いで外にポストを設置
を紹介しました。
またドアポストの寒さ対策をするうえでの注意点は、
- 郵便物が入るかチェック
- 汚れや破損
- 隙間が広がってないかチェック
- 置き型ポストの転倒・盗難
というものがあります。
特に賃貸は「原状回復義務」があるので、DIYする際は汚れや破損に注意しましょう。
ドアポストから冷気の侵入を防いで、寒さの厳しい冬を快適に過ごしましょうね。
家の寒さ対策の記事をまとめたページもありますので、北海道の暮らしにお役立てください。
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