【家族への影響】社宅のメリット・デメリット|利用した実体験を公開

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「夫の転勤で社宅に入ろうか迷っている・・・。社員の家族にはどんなメリットやデメリットがあるのか知りたい。」

そんな疑問に答えていきます。

この記事を読めば社宅に住む家族目線のメリット・デメリットが分かります。

 

北海道内の転勤で社宅に入居経験のあるアク太です。

転勤ママ

社宅に入ったら社員の家族にはどんな影響があるの?

アク太

メリットもあればデメリットもあります。
自分の中で優先順位を付けて、社宅か賃貸を選ぶと良いですよ。

この記事で分かること
  • 社宅のメリットとデメリット
  • 実際に社宅に入った感想

社宅に入ったは良いけど「こんな環境は耐えられない」とすぐに引っ越したら、時間やお金・労力の無駄になります。

入居を決める前にメリットとデメリットを確認し、家族にとってより良い環境を選びましょう。

 

 

目次

家族目線|社宅の住むメリット

社宅には「社有社宅」と「借り上げ社宅」があります。

  • 社有社宅~会社が所有する物件
  • 借り上げ社宅~建物の家主から会社が社宅として借り上げた物件

この記事では、社宅=「社有社宅」で話を進めていきますね。

借り上げ社宅については詳しく解説した記事を準備していますので少々お待ちくださいね。

 

それでは社宅に住むメリットを家族の目線から紹介していきます。

メリットは以下のとおりです。

  1. 住居費が安くなる
  2. 物件探しの手間がなくなる
  3. 入居手続きが簡単
  4. 税金が安くなる

住居費が安くなる

1つ目は住居費が安くなるということです。

多くの場合、社宅は通常の賃貸よりも家賃が安くなっています。

また敷金・礼金などの初期費用も掛からないので、転勤後の経済的負担を軽くすることができるんですよね。

僕も社宅に入った時は「住居費を抑えたい」というのが一番の理由になりました。

アク太

僕の家族が入居した社宅は相場の「3分の1」くらいでした。

物件探しの手間がなくなる

2つ目は物件探しの手間がなくなることです。

物件探しは転勤族にとって一番大変な作業と言っても過言ではありません。

大体どこの会社も転勤時期は似た時期になるので、自分の家庭に合った物件を探すのは骨が折れます。

その手間がなくなるのは、かなりのメリットになるのではないでしょうか。

アク太

4月転勤の物件探しは良い物件がすぐに埋まってしまいます。

入居手続きが簡単

3つ目は入居手続きが簡単なことです。

基本的に入居手続きは会社と社員の間で行われるので、通常の賃貸よりも簡単なことが多いです。

しかも勤務時間に入居手続きを進めても、怒られることが少ないんですよね。

なのでママが代わりに入居手続きをする必要がなくなり、引越しにかかる時間と労力がかなり減りますよ。

アク太

勤務時間に全部僕が入居手続きしましたよ。

税金が安くなる

4つ目はパパ(社員)の税金が安くなることです。

社宅の家賃は基本的に給与天引きになるので、税金が安くなることがあるんですよね。

また会社から家賃補助を受けるわけではないので、税金が増えないことがほとんどです。

生活レベルを下げずに税金が安くなるので、とても嬉しいメリットになりますね。

アク太

1年社宅に住みましたが、手元に残るお金が増えた気がしました。

家族目線|社宅に住むデメリット

次は社宅に住むデメリットを家族の目線から紹介していきます。

デメリットは以下のとおりです。

  1. 自由に家を選べない
  2. 会社の人間関係が悪いと気まずい
  3. パパが宅飲みに誘われる
  4. 声や音に気を使う

自由に家を選べない

1つ目は自由に家が選べないことです。

社宅は基本的に会社側が用意するので、

  • 建物の立地
  • 間取りの希望
  • 建物の設備
  • 築年数

など、希望する条件を選べないのですね。

僕が社宅に住んで一番困ったのは「冷暖房器具が付いていない」ことでした。

またいつ転勤で引っ越すかもわからないのに、冷暖房器具を用意するのに20~30万掛かります。

夏は暑く冬は寒い北海道では、かなりの痛手になりますよ。

アク太

たまたま上司が使っていない暖房器具を貸してくれたので、購入せずに寒い冬を越すことができました。

また社有社宅の場合、建物や設備が古いことが多いです。

僕が入っていた社宅は築20年の鉄筋コンクリート造で比較的新しかったですが、他の人は「築40年でメチャクチャ寒く、給湯ボイラーが手動の社宅」に住んでいました。

このようにある程度の妥協が必要になるのは、社宅に住む最大のデメリットかもしれませんね。

会社の人間関係が悪いと気まずい

2つ目は会社の人間関係が悪いと気まずい想いをするということです。

パパの職場の人間関係が悪いと社宅は住みずらくなるかもしれません。

「パパと仲の悪い人が同じ社宅に住んでいる」

そう思うと玄関先ですれ違ったり、駐車場で鉢合わせたりするのは気分が悪いものですよね。

なんとなく精神的に肩身が狭くなったり、息をひそめて暮らすような想いをするかもしれないのです。

僕も社宅に住む際には妻に「上司や部下が隣に住んでいるんだから人間関係悪くしないでね」と言われました。

アク太

幸いにも上司・部下ともに恵まれ人間関係は良かったので、社宅に住んでいて気まずい想いをすることはありませんでした。

パパが宅飲みに誘われる

3つ目はパパが上司と仲が良く宅飲みによく誘われるということです。

基本的に管理職の人(上司)は単身赴任で社宅に入る人が多く、仕事が終わり家に帰っても一人なので寂しくなり、部下を誘って飲みたくなる人が多いんですよね。

そんな中、同じ社宅に仲の良い部下(パパ)が居たらどうでしょうか?

一緒に飲みたくなりますよね。

もちろん上司の人柄にもよりますが、中には頻繁に誘ってくる上司もいます(聞いた話ですが実際にいました)。

小さいお子さんがいる家庭だと、たまったもんじゃないですよね。

アク太

パパも断りたいけど、断りづらいんですよね。

このように、同じ社宅に上司がいるとパパが飲み会に誘われやすいというのも家族としてはデメリットですね。

声や音に気を使う

4つ目は声や生活音に気を使うことです。

これは僕も妻もかなり気を使っていましたね。

隣や下の部屋にパパの会社の人が住んでいると思うと、なかなか大きな声や音はたてたくないものです。

  • 子供が走りまわる音
  • 夫婦の会話
  • 夜の営み

窓を開けていたら社宅中会話して会話が筒抜けになりますし、子供が走り回る音は下の部屋にダイレクトに響きますからね。

賃貸でも気にすることではありますが、

「隣に上司が住んでいる」「変なイメージをされていたらどうしよう」

など、賃貸では気にしないことでも社宅では気になってしまうという事は多いでしょう。

アク太

隣も下も上司だったので、かなり気を使った部分ですね。

僕と妻が実際に社宅に入った感想

結論としては「社宅も慣れればストレスなく暮らしていける」ということです。

もちろん住んでいる人にもよりますが、

  • 人間関係の悪さ
  • 部屋の間取りや立地
  • 声や音を気にしながらの暮らし

なども、慣れてくれば問題無く暮らすことができますよ。

はじめのうちは窮屈さを感じるかもしれませんが、それも2~3か月程度で慣れ始めます。

それに社宅に入ったことで、

  • ママ友が出来やすい
  • 素性が分かる人ばかりで安心できる
  • 車が雪に埋まったときに助けてもらえる

というメリットを妻は感じていました。

ただ社宅のメリットやデメリットを見て「どうしても社宅には入りたくない」という人は、無理して入る必要はありませんよ。

その場合は家族で話し合って、自分が住みやすい環境の賃貸物件を探しましょう。

北海道でオススメの物件検索サイトの記事を準備しますので少々お待ちくださいね。

家族で話し合って最適な環境で暮らそう

この記事では社宅に住む家族目線のメリットとデメリットを紹介してきました。

社宅に入る家族目線のメリットは、

  • 住居費が安くなる
  • 物件探しの手間がなくなる
  • 入居手続きが簡単
  • 税金が安くなる

というものです。

やはり毎月の家賃が安いのは一番のメリットですね。

また物件探しや入居手続きの手間がなくなるのは、急な転勤をする人にとっては有難いメリットになるでしょう。

 

社宅に入る家族目線のデメリットは、

  • 自由に家を選べない
  • 会社の人間関係が悪いと気まずい
  • パパが宅飲みに誘われる
  • 声や音に気を使う

というものです。

社宅に入居する場合、家族が希望する家の条件を満たすのは難しいでしょう。

ある程度の妥協は必要になりますね。

またパパの職場の人間関係が悪いと気まずい想いをするかもしれませんし、良すぎてもパパが上司の家で宅飲みする機会が増えるかもしれません。

そして僕と妻が一番気を使ったのが、生活音や会話ですね。

暑い日に窓を開けていると、入居している人に会話が筒抜けですよ。

 

僕の家族が実際に社宅に住んだ感想としては、慣れれば社宅でもストレスなく暮らせるということですね。

最初のうちはかなり気を使っていましたが、そのうち気を使うことにも慣れていきました。

妻としては、

  • ママ友ができた
  • 車が雪に埋まっても助けてもらえた
  • 入居者の素性が分かるから安心できた

などのメリットを感じていたそうです。

ただ人によっては「どうしても社宅に入りたくない」という人もいるはずです。

そのような人は無理せず家族と話し合って、自分たちに合った物件を探しましょう。

 

転勤先でも心身とも豊かに暮らしていきましょうね。

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