「玄関から隙間風が入ってきて寒い・・・。賃貸アパートだけど自分で玄関ドアの隙間を埋める方法はないかな?」
管理会社に相談するのは面倒だし、費用のことも考えてしまいますよね。
それなら自分で解決する方法はないかと考えると思います。
そこでこの記事では、賃貸アパートでもできる玄関ドアの隙間を埋める方法を解説していきますね。
北海道で16戸の家に住んだアク太です。冬になると度々玄関ドアに隙間ができるので自分で塞いでいました。
寒くなると玄関ドアの隙間ができるの?
そうなんです。特に木造は冬の乾燥で建付けが悪くなることがあるんですよね。
一番良いのは管理会社に相談して直してもらう事です。
しかし自分で簡単に玄関ドアの隙間を埋める方法もあるので紹介していきますね。
また玄関の寒さ対策について解説した記事もありますので参考にしてください。
玄関ドアの隙間を埋める方法3選
それでは賃貸でもできる玄関ドアの隙間を埋める方法を3つ紹介していきます。
ですがその前に、まずは管理会社や大家さんに相談することから始めてください。
まずは管理会社・大家さんに相談する
基本的に賃貸は、経年劣化や通常の暮らしの中で消耗するような故障に関しては大家さんが修理費用を負担します。
なので自分で隙間を埋めなくても、お金の負担なしで直してくれる場合が多いのですね。
そう考えると、管理会社や大家さんに相談して業者に直してもらう方がリスクは低いですよ。
下手に自分で玄関ドアの隙間を埋めようとして、万が一玄関ドアが故障したら自分に過失があり費用を負担する可能性が高いです。
自分に過失がなければ基本的にはお金は掛かりませんからね。
国土交通省:原状回復をめぐるトラブルとガイドライン
なので何か特別な理由がない限りは、管理会社や大家さんに玄関ドアの隙間について相談してみましょう。
もしそれで管理会社や大家さんが何も対応してくれなかったときに、紹介する玄関ドアの隙間を埋める方法をやってみてください。
これらの方法を実践することで、寒さ対策はもちろんのこと、虫の侵入や防音対策にもなりますよ。
簡単にできる順番になっていますので、自分でできる範囲のものをやってみてくださいね。
1.すき間テープを使う
1つ目の方法は、すき間テープを使って隙間を埋めるという事です。
おそらく一番最初に思いつく玄関ドアの隙間を埋める方法ではないでしょうか。
玄関ドアの隙間にすき間テープを貼ることで、隙間風が室内に入らなくなり家の中の暖かさが保たれますよ。
ただし、すき間テープはどちらかというと小さめの隙間に効果があります。
目に見えて大きい隙間は、別の方法で隙間を埋めるようにしましょう。
おすすめのすき間テープは「HomekireiのD型隙間テープ」」です。
すき間テープの中では耐久性が高く、クッション性も高いので玄関ドアの開閉時の音が静かになります。
2.蝶番でドアの位置を調整する
2つ目は、蝶番でドアの位置を調整して隙間を埋める方法です。
この調整がなかなか難しいので、できれば管理会社や大家さんに頼んで業者にやってもらうのが無難ですね。
しかし自分でやってできないこともないので紹介していきます。
この隙間を埋める方法は、蝶番に調整ネジが付いているタイプの玄関ドアのみができる方法です。
蝶番とは玄関ドアとドア枠を繋げて開け閉めできるようにする部品のことですね。(下記画像)
この蝶番に調整ネジが付いている場合、玄関ドアを上下前後左右に微調整することができるんです。
玄関ドアを上下に調整したい場合は、キャップを開けたところにあるネジで調整するメーカーが多いですね。
玄関ドアを前後に調整したい場合は、玄関ドアを外してからドア枠の固定ネジを緩めると、前後に蝶番を少し動かせるようになるのでそれで調整するメーカーが多いです。
このように玄関ドアの位置を微調整して隙間を埋める事ができます。
- 調整する時は電動ドライバーは使わず手持ちドライバーで行いましょう。
- 玄関ドアは重いので外すときは怪我しないように気を付けましょう。
しかし調整方法は玄関ドアのメーカーによって違うんですよね。
ですので自分の玄関ドアのメーカーがどこか確認し、YouTubeやGoogleで「メーカー名 玄関ドア 蝶番 調整方法」と調べてみてください。
各メーカーで調整方法の動画など画像を出しているので確認してから調整しましょう。
ちなみにリクシルさんはこんな感じで動画で解説していますよ。
とはいえ、ドアを外すような調整は業者にやってもらうのが無難ですね。
3.スペーサーを使って調整する
3つ目はスペーサーを使って玄関ドアの位置を調整する方法です。
これも玄関ドアの調整が難しいので、管理会社や大家さんに相談した方が無難ですね。
この方法は玄関ドアの蝶番に調整ネジが付いていない場合に行なう調整方法になります。
スペーサーの厚さを調整することにより、玄関ドアの上下左右の位置や傾きを微調整し隙間を埋める事ができますよ。
蝶番と玄関ドアを固定しているネジを緩めて隙間が空いたら、その隙間にスペーサーを差し込みます。
スペーサーを差し込み固定ネジとスペーサーのネジしっかりと締めれば、玄関ドアの左右の位置・傾きを微調整できますよ。
また玄関ドアを上下に調整したいけど、蝶番に調整ネジが付いてない場合にはリングスペーサーを使って調整します。
一度玄関ドアを上に持ち上げて外してから、蝶番と蝶番の間にリングスペーサーを挟めます。
そして玄関ドアを元に戻せば、玄関ドアの上下の位置を微調整することができます。
玄関ドアを外すときに怪我しないように気を付けてくださいね。
ちなみに、スペーサー・リングスペーサーは通販やホームセンターで購入できますよ。
スペーサーを使った左右の位置・傾きの調整は比較的簡単にできますよ。
玄関ドアの隙間を埋めて冬を暖かく暮らそう
この記事では、賃貸でもできる玄関ドアの隙間を埋める方法について紹介しました。
まずは管理会社や大家さんに相談して直してもらうことを第一に考えましょう。
自分に過失がない限り、修理費用を負担することはほとんどありません。
そのうえで、管理会社や大家さんが対応してくれなかった場合に自分で隙間を埋めるようにしましょうね。
自分で出来る玄関ドアの隙間を埋める方法は以下のとおりです。
- すき間テープを使う
- 蝶番でドアの位置を調整する
- スペーサーを使って調整する
すき間テープは玄関ドアやドア枠にくっつけて使うので、誰でも簡単にできます。
「蝶番でドアの位置を調整する」と「スペーサーを使って調整する」に関しては、DIYに慣れている人ならできると思いますよ。
玄関ドアの隙間を埋めて、厳しい冬を暖かく過ごしてくださいね。
家の寒さ対策の記事をまとめたページもありますので、北海道の暮らしにお役立てください。
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